陸自のヘリが落ちた
あんたも陸上自衛隊のヘリの航空事故のニュースを眺めているかい?
まずは搭乗員の皆様の生存を祈るばかりだけれど、発表されている情報を眺めていると実に不可解な話がいっぱい出てきている気がするんだよ。
ものすごいシンプルなところで言えば「フライトレコーダー」どうしたよ?とかね。
これに関してはシンプルにまだ見つかってないってのもあるかもだし、なんなら防衛費の制限の問題でつけられてなかったってのもあるのかもしれない。
後者なら、エグいな。
でも敵地で回収されるリスクを考えたらあえてつけないって判断もあるのか?
教えて、わかるヒト。
今回は、そんな俺が感じた今回の「事故」の違和感みたいなのを記録する回だ。
ちっと、この捉えようによっては国防の危機って事故について眺めてみようぜ。
「訓練」に師団長が同道する違和感
俺が一番に感じた違和感は第8師団長陸将・坂本雄一さんが「訓練」になんで一緒に参加してたんだっけ?ってことね。
だって、陸将よ?
要するに中将よ?
さらに言うなら師団長よ?
本質的に前線に出ちゃいけないヒトじゃん。
でもまあ、着任して1週間しか経ってなかったって話も出ているので、もしかしたら「現場を知らずして何を指揮できるか!」って感覚もあったのかもしらん。
ってか、そんなトップダウンの意思でもなければそんな訓練計画を立案しようとも思わんわな。きっと。
そう言う意味では坂本雄一さんは現場のヒトだったってことなのかもしれん。
事故と判定した理由の違和感
ニュースによれば、離陸後10分でレーダーから当該機のマークが消えちまったってことだよな。
つまりは、その時点でなんかが起きて、墜落しちまったってことなんだと思う。
で、捜索したんだけれど、約4時間弱の時間が経っちまったから燃料切れになってないとおかしいってんで、航空事故認定をしたって流れだよな。
これから想像できることってさ。
10分でロストしているわけだから、不具合はもちっと前に出ているはずってことじゃんか。
そこでメーデー(緊急事態発生)の通信を行う余裕もなかったんか?
ってか陸将が同乗してるんだぞ。
そのくらいの指示するべよ。
救命胴衣が着用されていなかったのか
なんか日本航空機操縦士協会なる団体からは、「洋上にでるヘリはキッチリ救命胴衣用意しときなさいよ」ってお達しが出ているらしい。
https://www.japa.or.jp/wp-content/uploads/2020/03/japa19-056_20200302.pdf
2020年だからワリカシ最近ではあるけれどね。
とは言えだ。
仮にも日本の国防を預かっている陸上自衛隊がだよ。
その辺の安全装備を怠っているってのはにわかには信じがたい。
なので、めちゃくちゃ急なマシントラブルがあって急角度で界面に突っ込むようなことが起きたことになるんだが、それでも出発時点で救命胴衣を装着していたら遺体くらいはすぐさま見つかるんじゃないかって思っちゃうんだよな。
なんつっても離陸10分でレーダーロストしているんだから範囲も限定されているだろうし。
たしかに海の状態によっては、エグいことになるかもだけれど、事故発生時には雨雲はなかったという話もある。
ヘリが爆散したってんだったら、そんなんどこかの映像に残ってるってのは俺の素人考えなんだろうか?
フライトレコーダー残っているってのを祈るばかりだ。
とは言え、俺たち日本の実質的な防衛軍である自衛隊の陸将が自衛隊が自らコントロールするヘリで「航空事故」を起こして、自らの組織の現場トップの命を奪ったってことを世界に知らしめたわけだ。
この台湾有事とか言われているときに、その鼻先で。
シンプルに誰かを非難することなんて出来やしないと思う。
その上で、現実的に日本の軍事力に疑問を世界が持つ要素になるってのは現実として起きると思うんだよ。
ただでさえ、軍事費は現状武装の維持もままならないくらいにしか確保できていないってのが現実なのにだ。
なあ、あんたはどう思う?
俺たちはこの「航空事故」の意味を真剣に考えておいたほうがいい気がしないか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?