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キャッシュレスという変化

あんたも去年から続いているニューノーマルな世界観ってやつに辟易しながらも対応していっているんだと思うんだよ。

実際、2020年以降の世の中の変化っぷりを10年前の自分に説明できたとしても、絶対信じてもらえないくらいの変化だよな。

本当にいろいろな変化が起きているけれども、地味に変化したものの中でちょっと気になる変化がある。

キャッシュレス化だ。

もともと自分の場合はEdyやらSUICAやらを使っていたんだけれども、そこにPayPayやらRakutenPayのようなバーコード決済が入り込んできた。

感染リスクを考慮すると現金を扱うってことそのものがリスクだって認識が広まったことにより、このキャッシュレス化は一気に広まったように思うわけだ。

今回はこのキャッシュレス化って変化について考えてみる回だ。

この変化についていけないと、ちっとやばいかもしれないからな。
ちっと調べ物に付き合ってくれよな。

銀行の変化

実際、銀行は結構なピンチを迎えている状況らしい。

このベラボーに長いこと続いているデフレによって本来の収益の柱であるはずの融資での収益を上げることが難しいなかで、ATM他での現金取扱手数料収入ってのは生命線だってことらしいんだけれど、キャッシュレス化が進むことによってそもそも現金を商店で扱うシーンが減ってきているってことらしいんだ。

そうなってくると、店舗側では現金を下ろすって行為そのものが減ってきていて、それにともなって銀行の手数料収入も減ってきているってことらしい。

そんな中で、ついには銀行通帳の発行そのものにも手数料がかかる状態になっているらしい。

みずほ銀行だと通帳の繰越のときに1100円の手数料が必要になっているみたいだ。

そもそもネットバンキングを前提に考えると、この通帳って仕組みそものに意味が無くなっているってのも相まって、通帳を使うって文化そのものが無くなっていくんだろうな。

さらには銀行はそもそもの支店の統合を進めていて、ATMの数もどんどん減らしているらしい。

こうなってくると銀行ってどうやって生き延びていけば良いんだろうな?

キャッシュレス化についていく

実際現金の取り扱いがリスクだって認識されることでキャッシュレス化が進んだわけだけれども、その仕組みに多くのお年寄りはついていけているんだろうか?

クレジットでの支払いは多分今までもやっていると思うから大丈夫のハズだけれども、流石に後期高齢者のヒトたちがPayPayを全員使えるようになるってのは無理筋な気がするじゃんか。

今はまだキャッシュレスだと「得する」って要素で成り立っているから良いようなものの、そのうちキャッシュレスじゃないと「損をする」って状況になるのは目に見えてるじゃんか。

これってさ。全然他人事で済まされるものじゃなくて、俺たち自身がじーさんばーさんになったときにこそ襲ってくるリスクなんだと思うんだよ。

なぜかって?

時代の変化のスピードは年々早くなってきているからだ。

2020年に起きたような劇的な世界の変化が俺たちが80歳のときに起きたとするじゃんか。

俺たちは80歳の時点でその変化にしなやかに対応出来ると思うか?

マジでデキッコナイスじゃんか。

しかも今の80歳近辺のヒトたちは働き盛りのときに高度成長期だったから、資産を作り込むことができた。

今の俺たちの世代はそれすらかなわないんだ。

老体にむち打ちながら、日々の生活をしていかなければならない。
しかも激変する世界観をキッチリ把握しながらだ。

いやいやいや、どんだけの無理ゲーなんだよ。

それをこなすためには、常に自分を疑い続けて、常に何かを学び続けて、常に変化し続ける。
そんな超サイヤ人みたいなことを俺たちは求められているってことだ。

ううん、ヤムチャにすらなれる気がしないぜ。

それでも俺たちはやるしかない。
生き残るってことのハードルは今日もどんどん高くなっているんだから。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちはこの激流の中を泳ぎ切る事ができると思うかい?


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