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わかりやすい政治への道筋

あんたも次の衆議院選挙を意識し始めていたりするかい?

今度の衆議院選挙はこの激変する世界観にどう対応するのがいいのかって課題について俺たち有権者が初めて選択をするって位置づけになる選挙だと思う。

つまりはこれからのニューノーマルを舵取りしていく方向性は大枠ではどの方向性が望まれているのかってことを選択する選挙って意味になると思うんだよな。

その意味ではものすごく意味が大きい選挙になる気がするわけだ。

こんだけわかりやすく未来を選択する選挙ってのもなかなかにないと思わないかい?

今回は今度の衆議院選挙で何を最優先に俺たちは選択をする必要があるのかってことについて考えてみる回だ。

まあ、あんたなりの考え方をまとめるための一つの意見として付き合ってくれよな。

コロナ対策

ぶっちゃけて言えば、どうしたってコロナ対策ってのは俺たちの投票を左右する要素になると思う。

これは俺個人の意見としては「ちょっと近視眼的すぎじゃありゃせんか?」って思っちゃうんだけれども、世界的なパンデミックによって世界の様子が変わったってことを加味すれば、「危機対応能力」って意味合いでの政府選択の大きな要素になることは間違いないと思うんだ。

でも、あらためて「こう言う対策をとってくれる政府が理想」ってのをあんたは言葉に出来るかい?

例えば、ワクチンの接種がうまくいくように打ち手およびワクチン本体の確保を出来る政府?
でもそれって、すげぇ限定的な能力じゃね?

俺としては「対策に対してわかりやすい整合性を経済的に示してくれる政府」だと思うんだよな。

わかりやすい整合性

じゃあ、わかりやすい整合性ってのは何なのか?

例えば病床数が足りないよって課題がある。

罹患患者の治療を行うための設備とヒトが足りないって話だよな。

なのに、国の医療費に対する予算ってのは2021年に減らされているって事実がある。

意味わかんなくないか?
2020年度予算ならまだわかんなくもないよ?
でもあのパンデミックへの対応を余儀なくされた2020年を経験して、その上で予算を減らすとか、どういうつもりよ?って思うじゃんか。

ぶっちゃけ、この不整合について政府がなんか説明してるのって聞いたことがあるかい?
俺のアンテナが低めってことを差し引いても、少なくともこの不整合について納得しているヒトの意見を聞いたことがないんだよ。

つまり、今の政府は政策の意図ってやつを積極的に発信していないってのが実態だと思うわけだ。

政府支出を決定できる政治

なんで、こんなちぐはぐが発生しているのか。

結局の所、財務省の「説明」ってやつが政治家のヒトたちの考え方に影響を与え続けているってことなんだろう。

それってさ、結構深刻な話じゃんか?

政治家は自分を政治家にした有権者の話よりも財務省の役人の話にふれる機会が多いってことだ。
もっと言えば、俺たちはこれだけの人数がいながらも、役人よりも少ない発言しか政治家に届けられていないって意味だ。

というか、俺たちの思いなんてものを政治に向けていることそのものが少ないってのが実態だ。

でも、政府支出が今以上に絞られたら、洒落じゃなくて日本の経済は後進国になっていくのは火を見るより明らかってやつだ。

さらにはこんなニュースすらも飛び込んできた。

財政拡大を訴え続けてきた安藤議員が次の衆議院議員選挙に出馬しないんだそうだ。

物凄くショックだ。
理由は明記されていないけれども、財務省が動いているって多くのヒトが思っているんじゃないか?

安藤議員は体力的に問題を抱えているって話は聞いたことがない。
それでも議員を続けることを諦めてしまった。

仮にこれが何らかのスキャンダルによるものだとしても、政治家になるために完全無欠にスキャンダルがない状態なんてものは実現不可能だと思ったりもする。

だからこそ、俺としては田中角栄さんを認めているし、政治家が汚職なりなんなりしたってニュースについても、それそのものに対する嫌悪感はあるにしても、その汚職が「あってはならない」なんて潔癖症のような感覚は持っていないんだ。

なにより、今の日本に必要なのは財政支出を拡大する政治家なんだと思うんだ。

その政治家が一人減ろうとしている。

なあ、あんたはどう思う?

景気拡大を俺たち国民が望んでいるって事実を顕在化して、政治家にその選択を迫ることが出来るんだろうか?

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