マンガのマルチメディア化
あんたにはアニメ化してほしいマンガや小説ってのがあったりするかい?
オッサンともなると、マンガや小説を最初に読んで、その上でアニメを眺めるなんてケースはレアになってきて、たまたまなんか話題になっているアニメを見てマンガを買い漁るなんて順番になることが多くなってきている気がする。
そもそもマンガ雑誌を読まなくなってきている気もするしね。
っていうか、雑誌ってものをほぼほぼ読んでない気がする。
散髪の待ち時間にチラホラ眺めるくらい。
しかもオモロイって思うことはあんまし無い。
※当然ほほうって思う記事はあるんだけれどね
まあ、ネットで大量の情報を浴びているわけだから、改めて雑誌から一過性の情報を得ようとは思わんもんね。
でもマンガってコンテンツについては、ホントに普遍的な価値ってのはある気がするんだ。
今回は、雑誌が衰退している今という時代で、価値あるマンガが認知される方法について考えてみる回だ。
ちっと、俺たちのコンテンツ消費の形について考えてみようぜ。
アニメ化という博打
実際、マンガをアニメにするのって大博打だとは思うんだよ。
そもそもある程度の人気をとっているマンガじゃないと鳴かず飛ばずってなるのは想像に難くない。
しかも、グッズ販売ってのを視野に入れられる作風じゃないと、アニメ単体だとどうしたって利益回収までもってけないもんな。
そう言う大人の事情抜きで考えたら、俺がガキンチョの頃に読んでいたこんな作品を思い出した。
フラワーコミックって今もあんの?
まあ、中学生って言う多感な頃に読んだってのもあるんだけれど、少女マンガでSFって言うのが当時の俺にとって斬新で夢中になって読んだ記憶がある。
電子書籍になってんのか。
買い直して読み返してみるかね。
で、この作品のテーマとしては1980年代の感覚での環境問題を取り扱っている感じなんだよ。
感覚として古いってのもありつつ、環境問題って言うテーマがなんかしらのグッズを横展開していくって行為と相反しているんだよな。
そもそも映像化が難しい上に、儲かる算段がつかないと来たら、そりゃあ映像化されないわな。
いやでも見たいなぁ。うぐぐ。
ギリギリ映像化出来ないかって作品
まあ、ぶっちゃけダークグリーンの映像化ってのは難しいと思うよ。
テーマって切り口でもグッズ化って切り口でもね。
じゃあ、ギリギリ映像化して商業的になんとかなる可能性のある作品ってなるとどの辺りだ?
特攻の拓あたりか?
この作品なら、バイクだとかギターだとかエフェクターだとかでいろんな売上あげられそうだもんな。
バイクとかの本体じゃなくても「爆音小僧」のステッカーとか売れそうじゃね?「魍魎」「朧童幽霊」「夜叉神」辺りも行けるか。「不倶戴天」とかも
いいかもしらん。
ってか、ステッカーなら無限に商品展開できるっぽくね?
バイクに限れば、プラモデルとかでの展開もあり得るよな。
しかも作品としての根強いファンがいるから、アニメ化したら円盤系の売上も上がると思うしね。
しかも頑なに電子書籍化を拒んでいたのに、最近になって電子書籍化されたから、このタイミングでアニメ化したらマンガとしての売上も上がる気がする。
映像化を本当に求めているか
と、書いておいて何だけれど、そう言う作品たちをホントに俺たちは映像化してもらいたいのか?
もちろんね。
アニメだろうが実写映画だろうがドラマだろうが、映像化されたら嬉しいと思うのよ。
原作ファンとしてはね。
その上でさ。
絶対何らかの不満を抱えることになるのは火を見るよりも明らかってやつじゃん。
やれ、このキャラクターはこんなんじゃない、だとか。
この話の展開は原作と違う、だとか。
あのキャラクターが出てこない、だとか。
大人の事情ってのがある以上はそう言う歪みたいなものは絶対出てきてしまうと思うわけさ。
そんな不満が起きるということを俺たちは知っているわけじゃんか。
でも俺たちがスキなものが映像化されるってなったら狂喜乱舞するわけだ。
なあ、あんたはどう思う?
俺たちは不満の向こう側を掴み取るには何がいるんだ?
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