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24時間テレビのエンタメ

あんたは24時間テレビって番組について何か思うところがあったりするかい?

「チャリティー番組」なんてカギカッコ付きで表現される事が多いこの番組だけれども、実際いろんな批判を浴びている番組だと思うんだ。

やれ、チャリティーなのに出演者にギャラが発生しているのはおかしいとか、寄付金の一部が横領されていたとか。

そもそもだよ。
24時間テレビがなくなったとして、どういう事が起きるんだろう?

ってか24時間テレビとか、ぶっ通しで見ているヒトっているんか?
少なくとも俺は人生の中で24時間テレビを通しで見たことは無い。

なんなら募金をしたこともない。

何?そんなおまいが24時間テレビを語るんじゃないって?
いや、ごもっとも。

でもね。
あの番組に違和感を持っているヒトって結構いる気がするんだよね。

今回はチャリティーってものについて考えてみる回だ。

ちっと俺たちの善意ってやつを振り返ってみようぜ。


24時間テレビと言う形態

24時間テレビといえば日テレの看板の一つだと思う。

たしかにマラソンのコーナーとかで文字通りボロボロになりながら走るタレントさんの姿は心を打つものがある。

このヒトは日本の何処かの困ったヒトを助けるために走っているんだ。
そんな風に感じることもある。

オッサンの俺としては、そういうお涙頂戴は弱いからさ。
がんばれ!
そういう思いで見ているのは間違いない。
※ただしゴール付近中心

そこでふと思うんだ。

24時間テレビみたいな「お祭り」でテレビを運用するってのは正解なのかなって。

例えばよ?
月に2回1時間番組をチャリティ枠として提供するとする。
年間で24時間になるから、24時間テレビと変わらんわな。

そこで寄付をオンラインとかで受け付ける。
内容は普通に今やっている番組で良い。
そこで、「この番組はチャリティーです」って言って寄付を募る。
様々な社会問題を扱っている突破ファイルとかをそういう形式にすれば結構な意味を持つ気もするよな。

いや、どうせね?
24時間テレビも広告料として企業から取っているし、タレントさんへのギャラも発生しているんだからさ、普通のテレビ番組なわけじゃん。

しかも24時間テレビをぶっ通しで見るヒトが少ないとしたら、こまめにチャリティーの必要性みたいなものを番組に組み込んでいった方が良いのかもしらんって思ったんだよね。

24時間テレビの募金の行方

そこでふと思う。
24時間テレビの募金って何に使われてるんだ?ってね。

このサイトによれば、福祉、環境、災害復興ってことらしい。

確かにホニャララ車両をどこそこに寄付しましたなんて話は聞くわな。

でも、これさ。
国の仕事じゃね?

で、募金の規模はどんくらいなんだろう?って思って調べてみる。

ざっくり毎年10億円ってところなのかな?
国家予算と見比べると、雀の涙って話だな。

つまりは、この募金で救われるヒトはものすごく少ないってことだ。

テレビの力

じゃあさ。
24時間テレビの番組としての力があるとしてだ。

その力で国の支出を増やす方向について報道するとどうなんだろう?

もちろん政治に関わる話だから、一方的な報道は出来ない。
なので朝まで生テレビみたいな感じの討論番組にして、結論として国の福祉政策を充実させ、国民負担を軽減させる様な建付けにする。

当然24時間ダラダラとした議論を見せられるのは無理だから、1時間ごとにテーマを区切って議論する。
ABEMAでやっているような感じでやってくのもありかも知れない。

俺としては、少なくとも延々とマラソンを見たり、ご当地のなにがしを見るよりよっぽど福祉、環境、災害復興につながるものを生み出す気がしたんだよね。

で、その議論の結果に対して募金を募って、どの結果にどれだけの募金が集まったのかをリアルタイムで伝える。
そして、その金額はその結果に応じた内容に使われる。

そうすれば「エンタメ」として募金が成立するし、普段考えないようなことを考える切っ掛けになるんじゃないかって思ったんだよな。

なあ、あんたはどう思う?

24時間テレビという力をどう使ってもらえれば世の中が良くなると思う?

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