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リモートマッチ時代の工夫

新型コロナウイルスの影響で送れていたプロ野球が開幕してからこっち、あんたはスポーツ中継を楽しんでいるかい?

俺はワリカシ、スポーツ観戦ってのをあんまりしない方なんだけれど、それでもスポーツ観戦を楽しむヒトも楽しませるヒトも尋常じゃない思いを込めているってのが感じられている。

そんなスポーツ観戦の代表格といえば、プロ野球でありJリーグ何だと思うんだよね。

今回はそんなスポーツ観戦に込められたみんなの思いを眺めてみる回だ。

まあ、スポーツ観戦をあんまりしない俺だからこその視点に付き合ってくれよな。

無観客って言葉がネガティブらしい

無観客試合。ウィズコロナの状態では苦肉の策ではあるよな。

でも無観客って言葉が持つどうしようもない「残念感」ってのがあるよな。
だもんで、無観客試合ではなくて「リモートマッチ」って言葉を浸透させようとしているらしい。
涙ぐましい工夫だよな。

で、そのリモートマッチをするに当たってされている工夫ってのが結構オモロイと思うんだよね。

例えば、プリンスホテルでは西武ライオンズの応援宿泊プランってやつを打ち出している。

部屋の内装をライオンズグッズでファン心理にしっかりと答える形で、なおかつリモートで応援している人たち同士をつなぐことで、応援する楽しさってやつも演出するって工夫だ。

この工夫のオモロイところは、しっかりとファンに対して「新しい楽しみ方」ってのを提案しつつ、一連の自粛によって傷んでしまったホテル業界の復活の一助にもなっているってところだよな。
色んなヒトを勝たせようって思いが込められているような気がするんだよね。

ファンのことを考えてリモートマッチに抗う

で、このリモートマッチというやり方は、当然だけれどもファンたちに対する制限をもたらすものだっていうのは、今の所の現実だ。

「ファンが第一」という信念のもと、リモートマッチを極力避ける方向で動いているチームもある。

浦和レッズだ。

浦和レッズといえば、骨太の経営で入場料収入による収益が全体の利益の28%を占めているっていうJリーグの中でも特にサポーターを大事にしている事で有名なチームだ。

そのファンたちが集うという意味。
その事をどのチームよりも重く受け止めているチームってことだよね。

現状の新型コロナウイルスに対する治療薬もワクチンも出来ていないって状態からすると、観客を入れてのスポーツ観戦ってのは素人目に考えても結構なリスクを伴うと思う。
それでも、あのレッズの横断幕に巨大な旗。
それに集約されているファンの思い。
それなくして浦和レッズという「企業」は成立しない。

それ故のリモートマッチを最低限にし、横断幕禁止というJリーグの方針への抵抗ってことなんだろう。

リモートマッチ前提でのスポーツクラブ存続への工夫

とは言え、この状況は結構長引くってのは大体のヒトが感じているところだと思う。

だとすればリモートマッチでもスポーツクラブが存続できる仕組みってやつを真剣に考え始めないと不味そうだよな。

そんな中で、スポーツエンターテインメントアプリの「Player!」を使った投げ銭システムってのがちっと話題になっている。

確かに投げ銭によるサポートってのは基本としてはありだと思うけれども、このままだと「応援疲れ」に向かっちまうのは火を見るよりも明らかってやつだよな。

となると、スポーツクラブはその応援疲れを回避するべく、なんかしらの作を講じないといけないよな。

そんな中でサガン鳥栖はこんなのを始めたらしい。

どうも観客席に自分の写真を貼ったダンボールを試合の時に飾ってくれるってサービスらしい。

コレはテレビ中継等で映る可能性を考えると、十分にドヤれるリターンだと思うよね。

もしくはリモートマッチの中継中に名前が掲載される権利とかでも行けるかもだけれど、これはテレビ側のスポンサー側からのからみもあるから、ちっと難易度が高いのかもしれないな。

だとしても公式のYou Tubeチャンネルとかなら工夫の余地が出てくるかもしれないね。

さて、あんたはどう思う?

リモートマッチがメインになる世界で俺たちはスポーツ観戦を楽しんでいけると思うかい?

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