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【遊戯王デッキ紹介】月の爆撃機【月牙龍-クレセント・ドラゴン】

こんばんは、デュエル炒飯です!
今回はレガシー・オブ・デストラクションで登場した「月牙龍ークレセント・ドラゴン」を使ったデッキのご紹介です。

今月のAAオフにてデュエルしてきまして、ありがたいことに結構褒めていただいたので、気を良くしてnote書きました!

シンプルで大胆なデッキに仕上がったので、お楽しみいただけたら幸いです!


【使いたいカード】

今回使いたいカードは「月牙龍ークレセント・ドラゴン」です。
辰年に因んで元旦に情報公開された、「クレセント・ドラゴン」のリメイクカードですね!

月から来たと(勝手に)いわれている


まずはこのカードの特徴を探っていきます。このカードの特筆すべきポイントは以下の3つです。

①ノーコストで手札・墓地から特殊召喚できる(エンドフェイズ)
②手札を捨てて、星7闇ドラゴン(同名も可)をサ-チできる
③デッキボトムに帰る(①を使った場合)

これらが噛み合うことで、以下のループ的な動きが可能です。

月牙龍Aを相手のエンドフェイズに特殊召喚
→月牙龍Bをサーチ
→リンク召喚などで月牙龍Aをデッキボトムに戻す
→月牙龍Bを相手のエンドフェイズに特殊召喚

これが最大の特徴だ、と私は捉えました。
そのため、今回は「この動きを活かす」ことを主軸としてデッキを考えました。


そして、月牙龍を活かすために選んだ手段が「推理ゲート」です。

上記のループを使えば、月牙龍がデッキボトムにいる状況を維持できます。
つまり、デッキ内のモンスターを月牙龍のみにすることでデッキをすべて墓地に送ることが可能です。こいつぁアツいぜ!!

そこで次に、「モンスターをほとんど採用せず、かつデッキを丸ごと墓地に送れたら嬉しいこと」を考えました。


昨今の墓地を肥やして強いカードといえば「トランザクション・ロールバック」ですね。

前述の「月牙龍+推理ゲート」を使うことで、デッキ内のあらゆる通常罠をコピーできることに気がつきました。(しかも3回)

そして、私にはつねづねコピーしたいと温めていたカードがありました。

それは「黄金の征服王」です。

「黄金の征服王」には2つのモードがあり、
場にエルドリッチがいるとき、
●エルドリクシルを戻して盤面を一掃
●黄金郷を戻して相手ライフを徴収

という、ド派手な効果を有しています。

イラストも最高にかっこいい!

なお、このカードの最大の弱点は『「黄金郷」名称ではない=サーチがきかない』ため、【エルドリッチ】でも気軽には採用できないところです。

しかし今回のコンボ、「月牙龍+推理ゲート→ロールバック」ならばサーチの必要なし!
しかも、ロールバックの数だけ毎ターン連発できますし、デッキ枚数を回復するのでデッキロスも防げます。

上記の通り、「月牙龍+推理ゲート+征服王」のコンボが良く噛み合っていたので、今回は「征服王の発動を目指すコンセプト」で構築を固めました。

完成したデッキコンセプトは以下の通り。

【デッキコンセプト】

基本の動きとしては、
序盤は【エルドリッチ】デッキとして動き、
・デッキ内のエルドリッチを使い切る
・除外ゾーンに黄金郷・エルドリクシルカードを3種類貯める

を達成します。

その後、月牙龍でボトム固定したら、良きタイミングで推理ゲート発動!
デッキをまるっと墓地へ送ります。

最後はトランザクション・ロールバック×3で「黄金の征服王 (ライフ半減) 」や「残骸爆破 (3000ダメージ) 」をコピーしてフィニッシュ!

以上がこのデッキのコンセプトです。

【デッキレシピ】

<特筆すべき点>
エルドリッチの採用枚数は手早くデッキから抜ききれるように2枚

・ランク10&デッキロス防止要員としてカルノール1枚

推理ゲートはキーカードかつ何回撃っても強いのでガン積み

芝刈りは不採用、序盤しか強くないため

三戦の号は不採用、自分ターンにあまり動かないので相手に効果を使わせづらいため

ほかの採用カードについては次で説明します


【採用カード解説】

【ドローソース】

推理ゲートデッキで推理ゲートが引けなかったらお粗末なので、ドロソは多めです。

個別に利点を挙げると以下の通り。
エンゲージ
 - ホーネットビットでモンスターゲートのコストを確保できる
 - 後述のベクタードブラスト(墓地肥やし)に繋がり無駄がない
 - 閃刀姫レイを意識させることで名推理で「星4」宣言を誘える

錬装融合
 - 単体かつ墓地リソースのみでドローできる

取引&トロイメア
 - 墓地発動系を手札から切りつつドローできる

一時休戦
 - 死なない ※ワンキルが怖いので重要

サッカー
 - 黄金郷モンスターを墓地に送れる
 - 後述の"仇すれば通ず"でめくれる枚数が増える

【墓地肥やし】

デュエル序盤や最悪推理ゲートが引けない場合も墓地を肥やせるように、サブ手段を用意しています。

ベクタードブラスト
 - エンゲージのサーチ先かつEXゾーンの掃除ができる
 - ターン1なし

真血公ヴァンパイア
 - アンデ縛り下で出せる高打点の墓地肥やし要員
 - ファシネイターでパクったモンスター×2や黄金郷のガーディアンで出す

【ボトム固定】

エルドリクシルによるアンデ縛りがつく都合上、月牙龍を良いタイミングで特殊召喚できない場合があります。そんな時のためにサブでボトム固定手段を用意しています。

仇すれば通ず
 - 推理ゲートを引き込んだり、エルドリッチのコストになれる
 - 手札の月牙龍や墓地から拾ったエルドリッチをボトムに戻せる
  ※X(旧Twitter)で教えて貰いました

補強要員
 - ドロソの1種
 - 墓地からセットできる
 - ロールバックでコピーもできる

【ライフ削り】

「征服王&残骸爆破」で決めやすくするために、バーン系モンスターを採用しています。

グスタフマックス
 - 一発撃てば、ロールバック×2でキル圏内
 - エルドリッチやカルノールで出す
 - 除去も兼ねるガンガリディアと選択

ヴォルカザウルス
 - ガンガリディアと同様に除去も兼ねる
 - 黄金郷モンスターで出す

初めは「ジャガーノート・リーベ」も採用していましたが、キル速度が速くなりすぎてやりたいことをやる前にデュエルが終わってしまうので抜きました。やりすぎ注意。

「本当は他にやりたいことがあったんですよ~」はオフ会で言いたくないセリフ上位


以上が採用カードの解説でした。

【まとめ】

今回は「月牙龍ークレセント・ドラゴン」を使った【推理ゲート型エルドリッチ】デッキのご紹介でした。

使用感としては、「思ったより、推理ゲートしなくても征服王は決まる」と感じました。
ドロソが多いので征服王を素引きしたり、ベクタードブラストなどで墓地肥やしが間に合ったり、アドリブがきくので嬉しい誤算でした。

また、ドローする回数が多いのでアドレナリンが出がちです。使ってて楽しい!

最後に1つ、名推理を的中(星7、星10宣言)されることも少なかったです。
たぶん、このデッキには閃刀姫スリーブを使っているからですね。ちょろいぜ。(卑怯)

左がEXデッキ、右がメインデッキ
(友人に貰いました。サンキューな。)


以上、デッキ内容に関するまとめでした。


【デッキ名の由来】

もちろんTHE BLUE HEARTSの名曲「月の爆撃機」です。
月牙龍、残骸爆破からの連想ですね。
ちゃんとバーンデッキ感もあって良き!

曲名をデッキ名にすると、気持ちが乗って良いですね。

ブルーハーツは全曲知っているほどではないですが、好きでよく聴いています。
「僕の右手」が好き。

- 見たこともないような ギターの弾き方で 聞いたこともないような 歌い方をしたい -

理想を追い続ける想いが感じられて好きな歌詞です。


【さいごに】

ここまで読んでいただいた方はありがとうございました!
お楽しみいただけたでしょうか?
高評価を押していただけると私が喜びます。
♡押し得です。お願いします。何卒!

これ以降はオタク語りなので、読みたい人だけ読んでください。
ではまた~。

【余談】

「ローリング☆ガールズ」

ブルーハーツといえば、私はテレビアニメ「ローリング☆ガールズ」のファンです。


ローリング☆ガールズはブルーハーツ絡みのオマージュが多く(というか曲のほとんどがブルーハーツのカバーであり)、ED曲が「月の爆撃機(カバー)」なんですよね。

女の子がバイクで旅する、ギャグ寄りのファンタジーで青春な感じです。
面白いのでぜひ観てください。
私はしゃちほこ回が好きです。
(推しは結季奈ちゃん)


「藍坊主」

また、ロックバンドの「藍坊主」が大好きです。
結成時(高校時代)のバンド名が「ザ・ブルーボーズ」でブルーハーツのコピーバンドだったらしいです。
アニメ関連ではタイバニのED「星のすみか」を歌っていましたね。

特に歌詞が好きで、「あさやけのうた」や「ラストソング」などは一見ポジティブな歌詞じゃないのに聴くと前向きになれる最高に良い曲です。
つらい時に「つらくていいんだ」と思えるところが好きです。
ぜひ聴いてみてください。

- 絶望をすべて癒やせるほど、この世界は安っぽくできてないだけ。 -

良い歌詞だ。


そんなわけで、ブルーハーツそのものを深く知っているわけではない私でも間接的に多大な影響を受けているんですよね。本当に偉大なバンドです。

余談が長くなってしまったため、ここで本当に終わりにしたいと思います。
ではまた~。

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