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【遊戯王デッキ紹介】Beat Bit! 【コンボデッキ】

はじめまして!デュエル炒飯と申します!
慣れぬnoteに戸惑う今日この頃です。

しかし!デッキには自信アリです
今回のデッキは「炎斬機ファイナルシグマ」をエースに据え、『2つのギミック』を搭載しました!
ギミックはデッキ名の由来にもなっているので、ぜひ最後までお読みください!



●デッキレシピ


●デッキコンセプト

燃える剣と彷徨う鎧

みなさんは「炎斬機ファイナルシグマ」というモンスターをご存じでしょうか。強力なモンスターですが、実は下記の特徴により使いづらい側面も持ちます。

[長所]
 ・EXゾーンにいるとき、効果を受けない
 ・EXゾーンにいるとき、倍の戦闘ダメージを与える

[短所]
 ・味方のバフ効果も受けない(≒思うようにダメージ量が伸びない)
 ・リンク展開を阻害する

これらの特徴を踏まえて、改めてファイナルシグマの活かし方を考えてみました。そして、低攻撃力の相手モンスターを作り出せるカードとの相性が良いと結論づけました。さらに欲を言えば、ファイナルシグマの耐性を活かすためには無差別的にデバフを撒く効果が最適です。

そこで、全体デバフ効果持ちの融合モンスターである「デスピアン・クエリティス」との併用を目指しました。


「超越融合」でコンボを決める!

では、どのようにファイナルシグマとクエリティスを並べるかについて考えます。実はシンクロモンスターと融合モンスターを並べるカードには心当たりがありました。
そう、「超越融合」です。

また、「導きの聖女クエム」は「デスピア」かつチューナーであるため、クエム+レベル8の闇・光属性モンスターの組み合わせでファイナルシグマorクエリティスになれます。
クエムからアクセスできるモンスターの中には「黒衣竜アルビオン」がいるので、「クエム+超越融合」を揃えることでひとまずデッキのフィニッシュパターンを確立することができました。


●コンボへのアクセス方法

ここからはどのようにして「クエム+超越融合」を揃えるかについて考えます。アクセスする方法は豊富ですが、採用するにあたりハードルがあります。
例えば、「天底の使徒」で「深淵竜アルバ・レナトゥス」を墓地に送ることで一挙にコンボパーツを揃える方法を検討しました。しかし、その場合だとコンボ実行には次の自分ターンを待つ必要があります。

これは個人的な趣向でありますが、コンボの準備から実行までにラグが発生することをできる限り避けたいです。コンボの内容が相手にバレないようにしたいのです。
その観点から下記のアルバス系融合モンスターを相手ターン中に墓地に送ることで、「クエム+超越融合」を揃える方針に決定しました。方法を下記します。

①スプリガンズ・メリーメイカー

 ・ランク4を組むだけで達成できる
 ・タリホー初動による大量アドバンテージを得られる
 ・場に残りやすいので、サルガスを乗せることでいつでもクエムの効果を起動できる

②赫焉竜グランギニョル

・トラップトラック+魂の綱のコンボでアクセスできる
・上手くいけば、一挙に「クエム+超越融合」が揃う

これらの方法を用いることで、相手ターンにコンボの準備を完了し、自分のターンにノータイムでコンボを実行することができます。


●罠へのアクセス率アップ!ノーレアの絆コンボ!

上記のロードマップの通り、このデッキでやることは「"ランク4タリホー初動"→"グランギニョルを融合"→"クエム+超越融合"」に決まりましたが、カルテシアへのアクセスが不安定であると感じました。
そこで、タリホー初動から罠へアクセスする方法を考えていたときに”天啓”を得ました。

「ハイドランダー・オービット+ワナビー」ギミックです。

「ハイドランダー・オービット」って誰…?

ハイドランダー・オービットはいわゆる「ハイランダー構築(ピン挿しでデッキ構築すること)」を前提としたカードです。(モンスター限定だけど。)
その効果はハイランダー前提であれば、「墓地のモンスターの数だけデッキをめくり、めくれたモンスター1体を手札に加える」という強力なものです。しかも、残りのカードは自由な順番で”デッキの上”に戻せます。

つまり、
①オービットで大量にデッキをめくり、ワナビーを手札に加える。
②一緒にめくれた罠(トラップ・トラックなど)をデッキ上に置く。
③エンドフェイズにワナビーの効果で罠を確定セットする。

という動きが可能です。

このデッキでは、タリホー初動から機械族のスプリガンズ2体を特殊召喚して「ギアギガント X」をX召喚→「プラチナ・ガジェット」をL召喚の手順を踏むことで、オービットを確定発動させつつ基本的に7, 8枚以上のカードをめくっていきます。
また、召喚権を余らせてランク4を組めるようにデッキ構築しているため、ワナビーではなくカルテシアがめくれても結果オーライです。

デッキ完成!


●採用カードについて

ランク4要員

ハイランダー構築を目指すということで、ランク4デッキで有用なカードを総ざらいして厳選しました。採用可否の基準は「召喚権を残せるか」「事故りづらいか」です。
例えば、増援で使い分けられるフォトスラとZSや、墓地のモンスター数を増やせてオービット的においしい「サイバー・ダーク」など。
また、烙印の気炎、グランギニョルの素材を考慮して、機械族や光・闇属性モンスター中心の選定です。

マシンナーズ

もともとデッキの軸であったマシンナーズは続投で採用しています。機械族デッキには強力な「機甲部隊の超臨界」があるため、このデッキの防御面を強くしてくれます。
また、「マシンナーズ・ギアフレーム」から「アンクラスペア」に繋げれば墓地リソースを肥やしながらランク4展開に繋がるほか、オービットでアンクラスペアを加えたらそのまま特殊召喚可能なので、展開を伸ばす用途にも使えます。
もしも魂の綱を素引きしても超臨界とカーネルで起動させられるのも採用理由です。


●デッキ名【Beat Bit!】の由来

「超越融合ってジョグレス進化みたいじゃね?」が発端です。
 理由① モンスター2体で合体する
 理由② 同じ組み合わせでも違うモンスターになる

これに気付いたときに頭の中では「Beat Hit!」(デジモンアドベンチャー02 ジョグレス進化のテーマ曲)が流れ出しました。
(パイルドラモンの進化バンクが嫌いな人類はいないよね。)

そして、このデッキ一番のお気に入りポイントである「ワナビー&オービット」ギミックを入れるために、「Beat Hit!」をもじって「Beat Bit!」=「ビーとビット」にしました。ダジャレです。ワハハ。


●まとめ

い か が だ っ た で し ょ う か !!!!!

今回のデッキは「ファイナルシグマの活かし方について考察し、綺麗にアプローチできた」と自負しているので、みなさんにも気に入っていただければ幸いです。
また、デッキ構築手順の解説としても役立つかと思います。(主に未来の私のために。)

また、ただの感想ですが、「ハイドランダー・オービット」は発売当初から使いたかったカードなので、今回のデッキに採用できて嬉しいです。使いたいカードを覚えておくのは大切だな、と感じました。

以上、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
今回の反応次第で今後もnote投稿を続けようと思いますので、評価などをいただけますと幸いです。

では~また~。

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