アクション映画の爆発音の瞬間にポップコーンを口に入れる

地元には映画館がない。映画館で映画を見たい。でも映画館が近くにない。かなり悲しい思いをしている。
そんな映画館との距離で、中学生の頃、一度だけ母親と「他に見たい映画がないから」という理由で、大奥を見たことを思い出す。
歴史物だからとテキトーにスクリーンに足を運んでしまったが、大奥ってほら、そういうやつじゃん。テレビドラマでキスシーンが流れるだけで30になった今でもなんかどこかそわそわしてしまうくらいなのに、当時思春期真っ盛りな私は上映中に隣に座る母親を意識してしまい、このあと感想とか聞かれるやつだよなあ…と映画に集中(したくもなかった、恥ずかしくて)できずに、上映後「あー、寝てた」という童貞男子みたいな苦しい言い訳をしたことをいまだにふと思い出す。そう、大奥が毎度愛されドラマ化されるたびに。今思うとピュアっピュアである。かわいいね。

今見たいのは「カラオケいこ」と「スパイファミリー」。気軽に映画館に行けない距離なのが本当に悔やまれる。もっと他にも話題の映画とかも見たい。厳選してこの二つ。下手したらもう上映期間終わってない?
以前、「岸辺露伴は動かない」ともう一つ何かの映画を、母親と見に行こうね!と口約束をしていたのにも関わらず、一人で関東に行った際に空き時間でフラッと一人で見に行ってしまいやっちまったなあと思ったことがある。
東京は上映時間も気にせず、行ける距離の映画館を検索してふらっと行けるのが本当に良い。いいな〜。今の岐阜県の住まいから考えると、
 最寄りの映画館(車で2時間前後)で上映されているか?
 何時に上映されているか? その上映時間に車で間に合うか?
 帰宅時間は遅くなりすぎないか?
などをクリアしていかないと見ることができない。正直面倒だ。いやめっちゃめんどい。なんやそれ。
富豪だったら近辺に映画館を建てたいと思います。

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