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教育とビジネス🏫👩‍💼


キングコングの西野亮廣さんがFacebookの詐欺広告の被害に遭われて
「被害者である自分が被害者に謝罪しているのに、トップは説明責任も果たさないで何をやっているんだ💢」と、怒っていらっしゃるのを最近YouTubeで拝見しました。

Totally agree with you!!!!🤯
と思うことが10日前に私の身にも降りかかってきたんです。
「6月末でスクールを閉鎖することになりました。」と、突然働いているスクールからメールが1通送られてきました。スタッフにも保護者の方にも、メール1通で2 weeks notice!わけがわからず、みんな大混乱。
私たちは職を失い、子供達は慣れ親しんだコミュニティーを一瞬で失いました😨

これが公立学校であれば、タウンミーティングなどを開いてきちんとした説明がなされるでしょうが、うちのスクールは、幾つものビジネスを抱えている経営者の方が運営しているプライベートスクールです。

先月、悪天候が続き、学校の一部が床上浸水しました。場所が場所なので、何か対策を取らなければ、悪天候で何度もまた浸水することになるでしょう。スクールの建物自体は借りているので、これ以上お金をかける価値がないと判断したようです。こういった説明がオーナーや企業のトップからあったわけでもなく、ただ閉鎖しますということだけをメールで突きつけられました。近隣の市に5つ姉妹校があるので、「子供達もスタッフもそちらに移動できるようにする」とメールには書いてありましたが、私たちスタッフのほとんどが仕事をオファーされたわけでもなく、校長は誰よりも一番早く解雇通知を出されました📃

私は解雇通知は出されてはいませんが、オファーもありません。もうこんなところでは働きたくありませんし、どうせいくら待ってもオファーなど出るわけもないでしょうから、メールが来たその日にすぐ次の仕事を探し始め、やっと今日、別なスクールからより良い条件で仕事のオファーをいただきました😮‍💨この10日間、全く生きた心地がしませんでした。。。

アメリカは、地域によりますが、5−6月が終業式で、8月が始業式になります。
プライベートスクールの新年度の雇用や生徒の募集は、もうだいたい終わっているところが多く、人気のスクールにはこの時期には入れません。

保護者の方々は今からまたいくつもスクールを見学しに行かないといけませんし、赤ちゃんの頃から育ってきたコミュニティーを失う子供達の気持ちを思うと本当に胸が張り裂けそうです😢
別なスクールに移ったある3歳の子は、全く新しい環境に慣れず、お漏らしをする日が続いているとご家族から連絡を受けました。
私も被害者ですが、本当にご家族に申し訳ない気持ちで一杯です。

電卓で数字を弾きだすときに、その数字の裏に、多くの人の生活や想いが繋がっているのが見えないのでしょうか。
メール一通なんかで人を切らず、みんなの前にきちんと出てきて、みんなの顔を見て、説明することもできないのでしょうか。
法律的に問題がないから、という理由で、多くの人の生活を混乱させるようなことをしていいのでしょうか。
子供はすぐ慣れるから、という理由で、子供のメンタルヘルスを無視してもいいのでしょうか。

人を人とも思わずに切るようなビジネスが、教育の世界でまかり通っていることが本当に残念で仕方ありません。


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