幸せになりたい

周りが充実した夏休みを送る中、私は夏休みをただダラダラ寝たり、夕方スーパーで半額のお惣菜を眺める日々を送っている。

そして買った商品のラインナップを見てみると、いかにも自炊をしない超不健康、塩分取りすぎ、カロリーパラダイスな感じだった。

なんか愛されなさそう

横でおしゃべりしながら買い物をしている若い同棲カップルを見て、なんだか虚しくなってしまうのだ。まだ私も若いけど、スーパーのワゴンの鏡に映った私は何もしないのに疲れ果てていて、猫背で顔が死んでいる。

何かをする時も、みんなのスケジュールは埋まっているが私はほぼ暇なのだ。ちなみに宿題はやっていない。

じゃあアルバイトしろよって話なのかもしれないが、私はアルバイトで完全厄介扱いされている。覚えられないのだ！

メモを書いても自分が書いたメモが読めない。制服を一式忘れるなど、ありえないミスからちょっとしたミスまで、ミスのオンパレードである。

父に、お前は人を怒らせる天才だと言われたことを思い出す。嫌な言葉だ。父の呪いの言葉には今も多少苦しめられているが、もう自分がバカすぎることに懲り懲りである。

はぁ幸せになりたい