想像上のある日、公園で

小さな子がこちらへトコトコと走ってやって来た。身長は私のひざ丈程か。

そのまま私のひざに顔が当たり、のけぞる子。
このままでは後ろに倒れて頭を打ってしまう。
『危ない!』
慌てて両手で子の後頭部を掴む私。
子が倒れない様に、ぐいっと頭を手前に引き寄せた私は、その反動で子の顔に念入りにとどめを刺す形となった。

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