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悲しい話し

昨晩日記を書いた。
友人が意識不明って内容だったが、

今日、寝起きに友人から一言
亡くなった
とだけメールが入った。

頭は整理がついてない。
日記を書いてる状況でもないが、何をしていいか分からないし、一旦落ち着く為に日記を書いてる。

あまりにも早い。
しかも、小宮に限っては殺しても死ななそうだし、小宮は勝手に死なない人間だと無意識に思ってた。

つい先日、今年入って久々に会って
「9月に大森(著者の地元)でLIVEやるっすよ!楽しみっす!見に来て下さい」って言われて楽しみにしてたのにコレはねーだろ。

オレは日本で誰がヤバイラッパーだって聞かれたら
5位以内に小宮守を絶対に入れている。
多分ヤバイって思ってるヤツはオレだけじゃなくて
小宮のliveを見た人なら誰でもそう思うくらいヤバイ。

しっかりした出会いは
9〜10年前にアンテナって今は無いハコでPARTYを主催した時だ。当時、GUESTでILL SUGIをBEAT LIVEで呼んだ時にILL SUGIが連れてきた巨漢の男が小宮だった。それまでに小宮の存在は何となく知ってたけど、コンタクトを取ったのはそのpartyだった。
ILLSUGIが小宮を連れてきたのは、まだCOCKROAHEEE'ZのBlance of Gameが出る前のタイミングだった。

「MIC入んないすか?RAPやりに来ました」
くらいの事を肝が座ってる感じで目をそらさずに言われたのを覚えてる。急遽COCKROACHEEE’zがLIVEをやる事になり、結果思いっきり純度が高いhip-hopをくらった。
そのLIVE以降、自分のfavorite rapperに小宮守が刻み込まれたしalbumもreleaseされて音源も聴きまくってたし、LIVEもかなり行った。
俺の周りは病的に音楽にうるさいヤツが多いけど
全員が間違いないの太鼓判を押してた。
小宮は特にメインストリームにいる訳じゃないから
巷に溢れてるギャングスタラッパーみたいな取り敢えず派手に動いて注目を集めて曲を人に聴かすような売り出し方はしてなく、
地下で淡々と機を伺っているような感じに見えた。
いつか小宮が日本のhip-hopを背負う可能性あるなと本気で思ってた。
先日、そろそろソロ聴きたいわ!くらい話してた矢先の出来事だ。

音楽の素晴らしいトコロは
作者の死後も人の心に残り続けるトコロだ
その時代や状況により歌詞の意味が深化したりする事もあって、要は聴く側がさらに育ててくれる。

小宮守(コミヤマモル)の音楽もそうだ。
アイツのLyricには魂が入ってる。
聴けばすぐ分かる。
1人でも多くの人に聴いてもらいたい。

YouTubeでもApple Musicでも
「COCKROAHEEE'z」「小宮守」と検索して
聴いてみて欲しい。

長々と全く纏まらない文になったけど、
文を書いてる間に色んな事を思い出せた。

残念すぎる事に変わりないが
もし死後の世界があるなら、向こうでliveみせてくれ。
あと、小宮の得意技、春巻きとパクチー入ってるビーフンみたいな美味いやつもガッツリ仕込んどいて欲しい。

ONE LOVE.








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