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ハートの強さの話し①

地元によく溜まってるreggae barがある。
店主も客もイカれてるお店。
たまにTVの取材が物珍しさで入るが大体TVじゃ映せない内容になって、見事に編集されて全く関係ない話になってTVで流れる。

最近何週間か顔出してないのもあり、友人2人と先日顔だした日に起きた出来事。

何気なく「最近どうなん?」と店主に話をふると
「やべー客がいる」との事。
話しを聞くと、どうやら酔っ払って入ってきて
何も頼まず、座敷で寝て帰るヤツがいるらしい。
どんだけ起こしても起きないとの事。
結構ゴツいらしく、出禁にしても関係なく入ってくる何とも面倒くさそうなハナシだ。
だるいねーなんて話してたら
お客さんが1人入ってきた。
とたん超温厚な店主が
「帰ってよ!酒なんて飲ませないよ!」と強めに話す。
「あ、コイツか!」と心の中で確信した。
前談通り、ベロベロになっていて、トイレに入って、出てきたら座敷に向かい寝る。
まんまの行動だったしゴリラっぽいガタイだ。
起こしてみようとしたが何やっても起きない。

もう諦めてほっといて、友人2人と自分、店主の4人で酒を飲んでた。客も今日は俺ら以外1人も来ず、
話すことも伝え終えて、何かないかなー的な会話がチラホラ出始めた時に、
何故か思いついてしまい、
同時に何も考えずに思った事を口に出した。
「とりあえず、お巡り呼んでみる?」

全員で爆笑して一気にテンションが上がる。
自分らは、今まで警察を呼んだ事がないし、助けられた事もない。
逆に、音楽の騒音や、街の理不尽な持検などで
呼ばれたり、絡まれたりって事が警察との接点だった。
その自分らに取って、お巡りを呼ぶ行為は新鮮以外の何モノでもない。
ウキウキで押す初めての1.1.0
で凄いテンションでお巡り呼ぶ。

「とりあえず行く」との事。
お巡りが到着するまでの間、ウキウキで酒をあおり、寝てるゴリラに対して、各々の考察を爆笑しながら話し合った。
基本は存在を真っ向から否定する話しから、親がホントに可哀想。でも1番可哀想なのはゴリラ。
とゆーよーな、感じの流れだった。
寝てる事、正義はこっちにあるとゆー事も
あり言いたい放題罵倒した。

1人は何度かゴリラを気にしてたが、寝ていて微動だにしない。

そして、お巡りが2人到着。

事情をベロベロで説明した。

続く。。。


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