最近の記事

共成長のお手本

2024-10-18   10月18日から25日の約1週間、あさい農園の澁谷さん、愛媛大学の佐藤哲さんと、哲さんの第二の故郷であるアフリカ・マラウイ共和国のChembe(チェンべ)村に滞在しました。 チェンベ村は世界自然遺産であるマラウイ湖国立公園の中にある人口2万人を超える大きな村で、農業と湖での漁業、観光業が盛んです。今回の滞在目的は、チェンべ村での最先端農業を核にしたイノベーティブな協働をじっくり観察することでした。 チェンべ村は気候や土壌など決して農業に適した地域

    • ポスコロSIP合宿

      2024-10-05 10月5日、6日、だてプロが参画している内閣府・戦略的イノベーション創造プログラム(通称SIP):ポスコロSIPの、一泊二日の合宿に参加しました。 ポスコロSIPは「人口減少を機に拓く未来社会:個々の輝きが共鳴し、進化し続ける幸福な社会」を将来像に「誰もが自分らしい生き方ができるフラットな社会」を目指しています。 その実現のために、あらゆるステークホルダー(教育機関、市民、金融機関、自治体、企業など)を対象とする新しい学び方や働き方を、13ある各研究

      • 学生アントレキャンプ 最終発表【後編・市長もうなった熱意のプレゼン】

        2024-09-30 未来への共創プロジェクト・学生アントレキャンプIn伊達2024(室蘭工業大学主催)は9月30日、伊達共成長オフィスで、堀井敬太伊達市長への最終プレゼンテーションが行われました。市長をうならせた、その提案の中身とは。   9月6日の中間発表から3週間余り。3グループはWeb会議ツールで集まり調整し、改めて現地リサーチに取り組むなど、提案内容を各自ブラッシュアップ。堀井市長を迎えての最終プレゼンを迎えます。 ふるさと納税の収益アップグループは、ポータルサ

        • 学生アントレキャンプ 中間発表 【中編・伊達を歩きアイデア練る】

          [2024-09-04]  未来への共創プロジェクト・学生アントレキャンプIn伊達2024(室蘭工業大学主催)は9月4~6日、伊達市内をフィールドに、学生たちが実際にまちなかを歩いてリサーチ。事業アイデアを取りまとめ、現地ワーク最終日の中間発表に挑みました。   道内3大学の学生16人は市内に宿泊しながら、「応援したくなる街、伊達」を実現する3テーマを深掘り。日中はフィールドワーク、夜はホテルでグループを超えて議論を重ね、伊達市の職員のサポートも受け案を練りました。  

          学生アントレキャンプ In 伊達

          【前編・グループワーク早くも熱気】 2024-8-29 未来への共創プロジェクト・学生アントレキャンプIn伊達2024(室蘭工業大学主催)が8月29日から5日間の日程で始まりました。同大など道内3大学の学生17人が、伊達市をフィールドに「応援したくなる街、伊達」を実現する3テーマについて事業アイデアを練り、伊達市長へのプレゼンテーションを目指します。   伊達市とだてプロが共催。北海道地域のプラットフォームHSFCが後援し小樽商科大学、北見工業大学の学生も参加。ソフトバン

          学生アントレキャンプ In 伊達

          ファシリテーション実践講座を開催します

          2024-07-01 伊達の共創の場として多様な活用が期待される「伊達共成長オフィス」を会場に、ファシリテーションを学んで実践する講座を開催します。 本講座は、一線で活躍する講師を招き、ファシリテーションの基本をしっかり学んだ上で、ワークショップの企画から実践まで全てを経験できる内容となっていますので、是非、ご参加ください <内容> [基礎編①] 「対話」から始まる場づくりのキホンを学ぼう!  9月1日(日)午後1時30分~4時30分 [基礎編②] ファシリテーションスキル

          ファシリテーション実践講座を開催します

          伊達共成長オフィスがオープン! 【共に学び成長する場に】

          2024-05-10   【共に学び成長する場に】 伊達市に住む人たちを中心に、ワクワク対話しながら共に成長しあえる場に―。室蘭工業大学は、伊達共成長オフィス(北海道伊達市鹿島町6-7、浅見ビル壱号館)を開設。プロジェクトが本格的に始まりました。 オフィスは伊達市の中心街・市役所前の通りの一角にあります。中は明るくモダンな雰囲気の440平方メートル。たくさんの方の交流や対話を待っているようです。 プロジェクトの代表を務める山中真也室工大教授は、「ここは人が集って共成長する

          伊達共成長オフィスがオープン! 【共に学び成長する場に】

          伊達共成長オフィスこけら落とし/だて未来ゼミ開講

          2024-05-10 【筋書きのないドラマ始まる】 伊達市にオープンした伊達共成長オフィス(北海道伊達市鹿島町6-7、浅見ビル壱号館)で5月10日、こけら落としの第1回だて未来ゼミが開講しました。 新しいワクワクがはじまりそう。でも、そもそもゼミではなにが学べるのでしょう。 「パイオニアが新しい視界を見せてくれる」。プロジェクト代表の山中は、こう言いました。先進的な農業に取り組むパイオニアが進めるビジネスにふれることで、自分とは違った視点を学べる。それをきっかけに、自分

          伊達共成長オフィスこけら落とし/だて未来ゼミ開講

          伊達開来高校での「だて学」に今年もpart2

          2024-04-23    伊達開来高校3年生で理工分野を選択した20名の生徒と、伊達開来高校の独自科目「だて学」で今年もともに学ぶ時間を共有します。「だて学」は3年生の必修科目で、歴史ある伊達市の伝統と文化を学び、複数の分野に分かれて、主に伊達市を題材に探究的な学びを進める科目です。 今回は、地元の金融機関から、なんと伊達信用金庫理事長の舘崎さんをお招きして、「脱炭素と経済」というタイトルで講演しました。経済って何?金融機関のお金(人間で例えると血液)の貸し方は?ICT農

          伊達開来高校での「だて学」に今年もpart2

          伊達開来高校での「だて学」に今年も

          2024-04-16 伊達開来高校3年生で理工分野を選択した20名の生徒さんと、伊達開来高校の独自科目「だて学」で今年も生徒さんとともに学ぶ時間を共有します。 「だて学」は3年生の必修科目で、歴史ある伊達市の伝統と文化を学び、複数の分野に分かれて、主に伊達市を題材に探究的な学びを進める科目です。「総合的な探究の時間」の総決算といった位置付けでしょうか。 今回は、ガイダンスに続く2回目の授業で、胆振総合振興局の倉野さんと山中がそれぞれ55分ずつ「だて学」に対する想いや、われ

          伊達開来高校での「だて学」に今年も

          日本海水学会若手会第15回学生研究発表会 伊達市で初開催

          2024-03-06、07  伊達市にて、日本海水学会若手会 第15回学生発表会が3月6日、7日の2日間の日程で開催されました。初日はまず、だてプロに関係するメンバー、久保田陽太郎氏(あさい農園)、石森浩一郎氏(北海道大学)、佐藤哲氏(愛媛大学)による特別講演会が行われました。それぞれ課題や問題は三者三様ですが、自分ごととしてとらえ、それに対してどのようにアプローチするのか、その目的と手段は選ぶものの、常に自分のもちうる全て力を使って向き合っておられました。参加した学生、高

          日本海水学会若手会第15回学生研究発表会 伊達市で初開催

          社会的インパクトの勉強会

          2024-04-18 新しい学び方、働き方を模索する中で、社会との連携や課題解決に向けた実践やアウトカムの表現と可視化について理解を深めることを目的に、社会的インパクトの勉強会を開催しました。 すくらむ・代表の久保匠さんを講師にお招きし、室蘭工業大学、伊達信用金庫、伊達市の関係者15名が参加。久保さんは、ソーシャルビジネスのための財務基盤づくり、社会的インパクトの表現などの実践を軸に多方面で活躍されている方。 室蘭工業大学からは市村恒士さん(建築学ユニット、専門:空間デザ

          社会的インパクトの勉強会

          伊達信用金庫と室蘭工業大学が連携協定締結

          2024-03-19 だてプロの成果(先端農業や共成長のしくみ)を実装し、かつそれを持続可能なものとするため、地元の金融機関・伊達信用金庫と連携協定を結びました。協定の主な内容は以下の2点です。 SIPの成果を核に、伊達市を中心に周辺地域でもSociety5.0時代のまちを具現化するための戦略策定 SIPでの動き(先端農業技術、農業を核にしたパイオニア・パイオニア予備軍の出現)を持続可能なものにするために必要な投資についての戦略策定 今後、協議会を設けて戦略の策定、およ

          伊達信用金庫と室蘭工業大学が連携協定締結

          オランダからの学び Delft工科大学, World Horti Center,...

          2024-03-12 オランダ(Netherlands)は九州と同じくらいの面積の国ですが、国土の1/4が海抜0m以下にあります。決して農業に適した土地ではないながらも、サイエンスの力を使い工夫を凝らすことで今や有数の農業大国となっただけでなく世界で最もSocial Capitalが充実した国としても知られています。今回、このようなオランダの農業を肌で感じ、それに取り組む方々から学びました。  2024年3月10日成田を12:10に出発しチューリッヒに18:30に到着。時差

          オランダからの学び Delft工科大学, World Horti Center,...

          SIPセミナー「Society5.0の学校における新たな学びのデザインとは」参加

          2024-03-03  サブ課題A・新たな「学び」のデザイン開発(だてプロはサブ課題D)との合同イベントに参加してお勉強してきました。現地参加約70人、オンライン参加250人が研究開発者たちの紹介に耳を傾けていました。サブ課題Aでは、小学校、中学校、高等学校、大学、社会で活動している人たち、つまりほぼすべての人びとを対象として「あったかい学びのサイバー空間」をつくっておられます。現場(例えば、学校)をとてもとてもよく知っている人たちがつくったサイバー空間、現場といっしょにつく

          SIPセミナー「Society5.0の学校における新たな学びのデザインとは」参加

          伊達市のだて共成長オフィスにて、「Startup Weekend伊達」初開催

          2024-02-23  伊達市内外、遠くは釧路、帯広、東京都、三重県から、学生、新社会人、主婦、起業経験者など幅広い方々が2月23日集結しました。23名合計5チームでプログラムがスタート! 「Startup Weekend」は週末3日間を通じ、アイデアをカタチにするスタートアップの体験ができるプログラムで、世界中のどこかで毎週末開催されています。この週末での同時開催はアメリカ・スペイン・イエメン。10チームが参加すると、15%程度(世界平均)が実際に起業までいきつくというハ

          伊達市のだて共成長オフィスにて、「Startup Weekend伊達」初開催