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共成長のお手本

2024-10-18   10月18日から25日の約1週間、あさい農園の澁谷さん、愛媛大学の佐藤哲さんと、哲さんの第二の故郷であるアフリカ・マラウイ共和国のChembe(チェンべ)村に滞在しました。

チェンベ村は世界自然遺産であるマラウイ湖国立公園の中にある人口2万人を超える大きな村で、農業と湖での漁業、観光業が盛んです。今回の滞在目的は、チェンべ村での最先端農業を核にしたイノベーティブな協働をじっくり観察することでした。

パーマカルチャーを実践しているコミュニティーガーデン

チェンべ村は気候や土壌など決して農業に適した地域ではなく、また投入コストも限られることから、一見、日本の先端農業と対局的と思われました。しかし、持続可能性を前提に地域リソースを最大限利用することや病害対策の工夫など、同じ植物を相手にしているからこその共通点がいくつも見つかりました。

地元の野菜や魚をつかった家庭料理を提供するローカルレストラン「ZATHU」

チェンべ村は、まさに共成長が具現化されている村でした。今回の滞在で、チェンべ村と伊達市との共通点と差異が明らかになったことから、両者が交流する意義が明確になりました。(山中、澁谷、哲)

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