Illustrator 2022(26.5)まとめ
8月23日頃にIllustrator 2022(26.5)のアップデータが落ちてきました。リリースノートは現時点(8月28日現在)では出ていません。
スプラッシュスクリーンの変更
従来は、いわゆるメジャーアップデートのタイミングで変更されてきましたが、なぜか、スプラッシュスクリーンが変更されています。
アートワークは韓国在住のGOSTI .氏によるもので、The Lord of the Ringsをテーマにしたもの。
Photoshop 23.5、InDesign 17.4も同様に変更されています。
イレギュラーなタイミングですが、 #LOTRxAdobe キャンペーンの一環のようです。
スプラッシュスクリーンについて
スプラッシュスクリーンは次のようになるとよいなと思います。
自分で選択できる
「なし」を選択できる
せめてランダムな表示
趣味じゃないアートワークを1年近く毎日強制的に見せられるのは、ただただ苦痛。そもそも「2022」と「26.5」を書いてくれないと意味がない…
26.4.1の強制終了、処理中が続く問題は未解決
26.4.1で発生していた強制終了や処理中が続いてしまう事象は解決されていない、とユーザーフォーラムに書かれています。
「アップデートしたらAiがおかしい」という場合、迷わず少し古いバージョンに戻しましょう。
アートボードツール選択時の[オブジェクトと一緒に拡大・縮小]オプション
Illustrator 2022(26.5)から、アートボードツールを選択しているとき、[オブジェクトと一緒に拡大・縮小]オプションを使うことができるようになっています(デフォルトはOFF)。
テキストに長体(平体)がかかってしまうので、かえって調整が必要になってしまい中途半端な印象…
InDesignのレイアウト調整やXDやFigmaのオートレイアウト的なものを期待すると肩透かしです… (2022年なのに…)
使いどころは?…と思っていたところ、したたか企画さんからコメントいただきました。
Type 1 フォント使用停止のアラート
開こうとするドキュメントにType 1 フォントを使用しているとアラートが表示されます。
別のnoteに詳しくまとめました。
Pantoneカラーライブラリ使用停止のアラート
Pantoneカラーを使用しているとき、アラートが表示されます。
アドビのサイトには次のように記述されています。
次の3つだけは残るようです。
PANTONE+ CMYK Coated
PANTONE+ CMYK Uncoated
PANTONE+ Metallics Coated
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