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Photoshopでクイック書き出ししたら、そのディレクトリを開きつつ、ImageOptimで最適化するKeyboard Maestroマクロ

Photoshop 2015で搭載された〈クイック書き出し〉、9年経ちますが、いまだアクションに加えることができません。となると、バッチ処理もできないし、ドロップレットにすることもできません。

その一方、〈クイック書き出し〉そのものが“画質を保ちながら、なるべく軽く書き出す”というコンセプトですが、私の仕事では、“もう少しだけ軽くしたい”ニーズが多々あります。

〈クイック書き出し〉の書き出し先

〈クイック書き出し〉の書き出し先は環境設定で設定します。

  • 書き出すたびに場所を指定

  • 現在のドキュメントと同じ階層のアセットフォルダーにファイルを書き出し

デフォルトは前者ですが、毎回、聞かれるのは面倒ですので、後者の「同じ階層の…」に変更しています。

書き出しフォルダーを開く

次のJavaScriptで〈クイック書き出し〉の書き出しフォルダーをFinderで開けます。

function OpenFolder()
{
    const FilePath = activeDocument.path;
    const FileName = activeDocument.name;
    const FileNameOnly = FileName.replace(/(.jpg|.psd|.png)/,'')
FilePath = FilePath + '/' + FileNameOnly + '-assets';
    GetFolder = new Folder(FilePath);
    GetFolder.execute();
    return true;
}
 
OpenFolder()

画像圧縮

Photoshopでの画像圧縮といえばTiny PNGなのですが、M1環境での実行はサポートしないと明言されています。

そこで、次善策としてImageOptimを使います。

ImageOptimは無料。有料の偽物があるのでご注意ください!

「Open Finder Selection in ImageOptim」を設定します。

まとめ

次のマクロにまとめました。

  • ⌘ + control + Eキーで実行(E for Export)

  • Photoshopのクイック書き出しを実行(PNG/JPEGともに対応)

  • 書き出したフォルダーを開く

  • 書き出したファイルをImageOptimを使って画像を軽量化する

ダウンロード

Keyboard Maestroのマクロです。

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