手書き風フォント「左利きの彼女」と、便せんの罫線のアピアランス

しぶやみゃむ さんが「左利きの彼女」という手書き風フォントをリリースされています。絶妙にいい感じで、使える場面が多そう。

「使用イメージ」を見ていて、行数に応じて伸びる罫線のアピアランスを追い込んでみました。

「左利きの彼女」フォントの作例をリバースエンジニアリングしてみました。#アピアランス100本ノック #常用アピアランス https://t.co/YIPZZPpJQ4 pic.twitter.com/fnPdgfXjib

— DTP Transit (@DTP_Transit) August 17, 2022

ロジック

• エリア内文字に対して、［形状に変換（長方形）］効果＋［変形］効果で罫線を作成する

変形の基準点を上に設定し、［移動］で位置を調整します。

• 行送りの値で［変形］効果の繰り返しを実行する（“大は小を兼ねる”で多めに）

［移動］の［垂直方向］を行送りの値に設定します。

• ［パスファインダー（切り抜き）］効果でマスクする

最上部の塗り属性の形状でマスクします。

最下部の［変形］効果で回転を与えれば、非破壊として扱えます。

グループ化し、それに対して設定するのもよいです。

エリア内文字？

ポイント文字でもよいのですが、エリア内文字だとナリユキ改行に対応できます。その場合には行頭に句読点が来ないように禁則処理などを行っておきたいですね。

オープンパス

線属性はオープンパスとして扱えるようにしておくことで、ジグザグやドット点線にできます。

「エリア内文字＋アピアランス」集

「エリア内文字＋アピアランス」の作例をまとめたものを用意しています。

ダウンロード

ドット罫線版も入れておきました。