だんだんと消えていく矢じり付きの曲線
2012年5月リリースのIllustrator CS6から線にグラデーションを適用できるようになっています。
3つのオプション
次の3つのオプションがあります。
線にグラデーションを適用
パスに沿ってグラデーションを適用
パスに交差してグラデーションを適用
3つのオプションは、それぞれ次のように表現されます。
※「パスに交差してグラデーションを適用」オプションと矢じりの組み合わせがうまくないですね…
パスに沿ってグラデーションを適用
[パスに沿ってグラデーションを適用]オプションを適用すると、次のような表現が可能です。
矢じり部分を丸めたい
次のアプローチが考えられますが、「矢印プロファイルを追加」以外、いずれもうまくありません。
矢印プロファイルを追加
アートブラシ
[パスのオフセット]効果
[角を丸くする]効果
XtreamPathの[スマートラウンド]効果を使う方法が現実的かもしれません。
矢印プロファイル
矢印の先端(矢じり形状)は、矢印プロファイルと呼ばれるファイルを参照します。
「/Applications/Adobe Illustrator 2024/Support Files/Resources/ja_JP/矢印.ai」にあるIllustratorファイルを参照しています。
直接編集して保存はできないため、別の場所にファイルを複製して編集し、入れ替えを行います。
ただ、これを行うと、Illustratorがむっちゃ落ちたりして安定しません。「独自に作成した矢印のシンボルを追加することができます。」と記述されていますが、現在のIllustratorでは避ける方がよさそうです。
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