省スペースでの矢印、そして、アピアランスで作る「矢印2」の先端形状

図解において重要や役割を担う「矢印」。アイテム同士の距離によって向き不向きがあります。

また、矢じり(=矢印の先端形状、アローヘッド)によっては、そもそも使わない方がよさそうなものもあります。

このうち、「<」タイプ(大なり小なり)の矢じりは不等号に見えてしまうため、慎重に使用するのがよさそう。さらにいうと、矢印の方向と「大なり小なり」は意味付け的に方向が真逆です。

省スペースのために「>」を使うのであれば、「>>」のように二つ重ねるか、三角形状にするのがよさそう。

アピアランスでつくる「矢印2」

Illustratorの矢印セットでいうと「矢印2」の形状は単体で使うことがよくあります。

線端を設定後に拡張してもよいのですが、長方形に対してアピアランスで設定しておけば、スナップしやすいなど、ハンドリングしやすくなります。

X(Twitter)でツイート(ポスト)したところ、樋口さんから、塗り/線の前に設定すれば、線も独立して扱えるよ!と改善案を提示いただきました。

少しだけ異なりますが、次のようなロジックで実装します。

名称?

特別な名称があるかもしれませんが、見つからず…

SF Symbols.appだと「location」とされています。地図で目的値を示す用。
「ロケーション矢印」と呼んでもよさそう。

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