省スペースでの矢印、そして、アピアランスで作る「矢印2」の先端形状
図解において重要や役割を担う「矢印」。アイテム同士の距離によって向き不向きがあります。
図解における矢印(太さ、矢じりの形状)は、AとBの距離によって自ずと限定されてきます。
— 鷹野 雅弘 Masahiro Takano (@swwwitch) May 16, 2023
しかし、実際は距離が異なる「C→D」などが発生するので、その落としどころを探る必要アリ。 pic.twitter.com/bOqzofcyDE
アイテムの間隔によって使い分ける矢印の種類#図解 pic.twitter.com/d9h0MCfi0u
— 鷹野 雅弘 Masahiro Takano (@swwwitch) May 13, 2024
また、矢じり(=矢印の先端形状、アローヘッド)によっては、そもそも使わない方がよさそうなものもあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1716984855652-JHTKPLCXOU.png?width=800)
このうち、「<」タイプ(大なり小なり)の矢じりは不等号に見えてしまうため、慎重に使用するのがよさそう。さらにいうと、矢印の方向と「大なり小なり」は意味付け的に方向が真逆です。
「仕事よりプライベート」を表現したいとき、
— 鷹野 雅弘 Masahiro Takano (@swwwitch) March 14, 2023
「仕事 < プライベート」とすると、
大きくしたり、太さを変えても“矢印感”が残る。
(矢印だと逆の意味になってしまう)
ちょっとした図解にするのがよさそう。
#プレゼン知恵袋 pic.twitter.com/K2RMZKyIIl
省スペースのために「>」を使うのであれば、「>>」のように二つ重ねるか、三角形状にするのがよさそう。
![](https://assets.st-note.com/img/1716985265927-MNKBT7r1F0.png?width=800)
アピアランスでつくる「矢印2」
Illustratorの矢印セットでいうと「矢印2」の形状は単体で使うことがよくあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1716957446172-UqqbudRYkT.png?width=800)
線端を設定後に拡張してもよいのですが、長方形に対してアピアランスで設定しておけば、スナップしやすいなど、ハンドリングしやすくなります。
X(Twitter)でツイート(ポスト)したところ、樋口さんから、塗り/線の前に設定すれば、線も独立して扱えるよ!と改善案を提示いただきました。
線・塗り前の図形段階で作ると色重ねてた表現が広がるのでやってみました。三角形作る手順は大体同じです。凹みを作る所をコピーし型抜きすると1つで済みそう#イラレ知恵袋
— 樋口泰行/イラレおじさん (@higuchidesign) May 28, 2024
パスの自由変形で二等辺三角形→反転して型抜き→幅200%で長方形の形に伸ばす→三角形を左側起点で25%縮小コピーして型抜き https://t.co/j8PcWAmFHM pic.twitter.com/TVTBkULJvL
少しだけ異なりますが、次のようなロジックで実装します。
![](https://assets.st-note.com/img/1716957841761-CQ4pR3kxUB.png?width=800)
名称?
特別な名称があるかもしれませんが、見つからず…
SF Symbols.appだと「location」とされています。地図で目的値を示す用。
「ロケーション矢印」と呼んでもよさそう。
![](https://assets.st-note.com/img/1716984639867-kfnNVqPADY.png?width=800)
サンプルファイル
ここから先は
¥ 100
定期マガジンを購読されるとサンプルファイルをダウンロードいただけます。 https://note.com/dtp_tranist/m/mebd7eab21ea5