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非破壊の円の欠けの表現

昨年の今ごろ、こんなツイートが話題になりました。

そのときには「グループの抜き」を使ったアプローチを考えた。

異なるアプローチを思い付いたので紹介します。

2つの塗りをグループ化、[パスファインダー(アウトライン)]効果と[パスファインダー(切り抜き)]効果を適用すると、追加した線がオープンパスになります。

オープンパスですので、線端を丸くできます。


手順

テキストを隠しておきます。

円に塗りを設定します。追って消えますので、何色でもOKです。

円を複製し、ひと回り大きくします。区別しやすいように異なるカラーを設定しておきましょう。

ライブシェイプのウィジェットを使って、“パックマン”のように調整します。

とりあえず、次のように“逆パックマン”形状にしておきましょう。

白い円を手前に移動し、グループ化します。

次にようにアピアランスを適用します。

隠しておいたテキストを再表示します。

注意深く、逆パックマンの大きさを調整します。

アウトラインモードが操作しやすいでしょう。

難点

よさげな方法ですが、難点があります。

切れ目は1箇所のみ

複合パス、複合シェイプを使っても2箇所以上の切れ目には対応できません。

たまにパスが裏返る

意図した結果と反転してしまうことがあります。この場合には線幅を変更すると直ります。ちょっとバギーですね…

サンプルファイル

「グループの抜き」版と一緒においておきます。

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