マガジンのカバー画像

Illustrator使い倒しテク

447
もっと速く、もっとラクに、もっと楽しく、Illustratorを使うためのアレコレ。
運営しているクリエイター

2022年4月の記事一覧

対応するオブジェクトを直交でつなぐ罫線を、メンテしやすく最短で作成する

次のように対応するオブジェクトを直交でつなぐ罫線を描く機会がよくあるのですが、最短の方法についてじっくり考えました。 早くできるだけでなく、メンテ(修正)しやすいことも大切。 総合的な結論はこちら。

有料
100

アピアランスの線属性をオープンパスにする(Illustrator)

たとえば、テキストにアンダーラインをつける場合、次のように設定します。 [形状に変換(長方形)]効果で長方形にする [変形]効果でつぶす これでよさそうなのですが、アピアランスを分割してみると両端には2つのアンカーポイントが存在しています。 そのため、次のような画面で困ります。 破線によっては間隔がキレイに揃わない 先端を丸くできない [ジグザグ]効果などをかけると期待通りにならない つまり、線属性は4つのアンカーポイントで構成される「クローズパス」ですが、こ

有料
100

ギザギザのアンダーライン

ギザギザの線は[ジグザグ]効果だけでなく、[落書き]効果を使うことでバリエーション展開が可能です。 [形状に変換(長方形)]効果で長方形に [落書き]効果 ダウンロード

有料
100

Adobe Blogにて連載「ベテランほど知らずに損してるIllustratorの新常識 2022」第2回

2021年3月からAdobe Blogにて連載をスタートしました。 「3回」ということでスタートしたのですが、好評いただいていることを受け、10回くらいの連載になりそうです。「10も続くの?」と思いきや、実はネタが尽きないほどIllustratorは変化しています。 4月末に第2回目を公開予定なのですが、草稿ということで早めにお届けします。 …と思ったら、ゴールデンウイーク進行で早々に公開されました。 トリミング表示でアートボード外を非表示にできる印刷データに不可欠な

アピアランスで管理する「バツ印」

A x Bなどのときによく使う「バツ印」、その度に書いてもいいのですが、「大は小を兼ねる」方式でグラフィックスタイルで管理しておくとラクです。 実際には正円に対して適用しておくことで、サクっと白抜きなどの対応が可能です。 ひとつのグラフィックスタイルから、次のようなバリエーション展開が可能です。 印象を軽めにするために“切れ目”を入れる工夫をしているのですが、線幅を同時に変更できるように作り直したい。 切れ目のあるバージョンもできました。 ダウンロードお試し フル

有料
100

可変線幅プロファイルで作る吹き出しの“しっぽ”

二等辺三角形の吹き出しの“しっぽ”を作る場合、可変線幅プロファイルの「線幅プロファイル4」を適用するとスピーディです。 向きを変更したいとき[プロパティ]パネルを開いているときには、[▷◀]ボタンが手軽です。 [プロパティ]パネルは使わない方は、[オブジェクト]メニューの[パス] → [パスの方向反転]から。 私(鷹野)は [パスの方向反転]を非常によく使うので、キーボードショートカットを割り当てています。 ちょっと手を加えたい便利な反面、「線幅プロファイル4」を