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Illustrator使い倒しテク

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もっと速く、もっとラクに、もっと楽しく、Illustratorを使うためのアレコレ。
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2021年10月の記事一覧

2021年10月リリースのIllustrator 2022(26.0)の新機能・機能強化など

Adobe MAX 2021のタイミングでCC 2022がリリースされ、Illustratorは26.0になりました。Illustrator 26.0の新機能や変更点をまとめてみました。 スプラッシュイギリス在住のPetra Erikssonさんによるもの。 ステキな作品がたくさんあるのに、なんでコレ!!??? ペンギンではなく、「ニシツノメドリ」です。 作者はPetra Erikssonさん。 山路問題Illustrator CC 2017以降、[文字ツール]を選

Morning Sprite #12(20211025)

DTP Transitとホームランオフィスによるオンライン朝礼「Morning Sprite #12」を10月25日[月] 10:00からライブ配信しました。 新MacBook Proと「ノッチ」Adobe Creative Cloud新バージョン 名称のダブルスタンダード問題 接点復活剤ミキサーのフェーダー、ゲームのコントローラーなどの接触不良などをリペア 新フォント「ヒグミン」リリース常用アピアランスライティング セミナー情報InDesign アピアランス関連

セミナー出演情報(2021年11月)

鷹野 雅弘(スイッチ)が2021年11月に出演するセミナー情報です。 JILLA主催オンラインセミナーJILLA(日本イラストレーション協会)主催のオンラインセミナーに登壇します。JILLA組合員以外の方の参加も可能。 「これから始める/学び直しのためのアピアランス」と題して、3時間のオンラインセミナー(Zoomを利用)です。 参加特典として、こちらのファイル付きです。 DTPの勉強部屋 第53回勉強会(名古屋)2021年11月13日[土]に名古屋で開催されるDTPの

Adobe Fontsに「ヒグミン」フォントが登場

Adobe MAX 2021に先立ち、「ヒグミン」フォントがAdobe Fontsに仲間入りしています。とてもとても強烈なインパクトのある書体です。 にじみ/スムーズの2種類 かな、英数字のみ(漢字の字体はない) カラーフォントの字形を含む 「ヒグチユウコさんがデザインされた文字を西塚涼子さんがフォント化した」という理解で正しいのかな…  遡ること2018年からのプロジェクトのようです。 2019年のAdobe MAXで発表されて話題になっており、待望のリリースで

しっぽとフチが同じ色の吹き出し

ひとまわりして、こういうのもありだなと思いはじめました。 下向きの三角は[ワープ(円弧)]効果で実現します。 この際、[変形]効果で中央下に移動しただけだと内側にも食い込んでしまうので、もう一回[変形]効果で中央下/天地50%にしてから実行します。 ダウンロード上下左右バージョンを作っておくと重宝します。 また、線のカラーのあるなし、角丸、ドロップシャドウなどのバリエーション、および、しっぽの形状を3パターンです。

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アピアランスで作るFinderウィンドウ

Finderウィンドウ、ちょちょいと作ってしまえるものですが、大きさや角丸の大きさ、線幅など用途に応じて調整が必要になります。 これまでダイナミックシンボルで運用してきましたが、アピアランスで実装しました。 角丸の大きい版、ブラウザーウィンドウも一緒に。 [線幅と効果を拡大・縮小]オプション元のオブジェクトを変更するときには、[線幅と効果を拡大・縮小]をOFFにして利用ください。 環境設定でも変更できますが、頻繁に使うのでスクリプトを使い、キーボードショートカットでO

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コラム風ボックス(横方向編)

何度か取り上げていますが、コラム風ボックスの横バージョンです。 手順長方形を描き、K20に着色 線幅、線のカラーをK50に設定し、[線の位置]を「内側」に設定 塗りを追加し、K50に設定。[変形]効果で[移動]の[水平方向]を「90px」に設定(右に移動する) [変形]効果で[コピー]を「1」設定して複製し、[パスファインダー(背面オブジェクトで型抜き)]効果を適用(移動した値のみ図形が残る) 右側が曲線になるように[ワープ(下弦)]効果を適用 [ジグザグ]効果で

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線でなく長方形で実現する「省略線」

仕事柄か省略線のニーズが大きく、以前にも取り上げました。1年近くこちらの方法でやってきましたが、いかんせん重いのが難点… また、「ここまで隠す」のハンドリングが悪いです。 四角形をオープンパスとして扱うことで長方形に対して設定するのがよさそうです。 ラフとジグザグで波線にします。 4パターン用意しました。 ダウンロード

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上下のみ波線を設定する

むっちさんのこちらのツイートで気になったのが上下のみ波線。 こんな感じかなと作ってみました。 ダウンロード

数値指定で変更できるインジケーター

インジケーターのようなパーツをアピアランスで実装します。 失敗例失敗例:「丸型先端」にて丸める場合、[変形]効果にて縮小すると左端が揃いません。 [ワープ(でこぼこ)]効果にて両端を丸めます。前提条件として、[パスのアウトライン]効果にて“線をアウトライン化したことに”します。 厳密にいうと半円部分を除いての100%になっていますので、正確ではありません…  破線で実装破線で実装しても、やはり正確にはなりません。 線分の幅が100pxのとき、破線の設定で「-3」(線

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途中が切れている吹き出し

最近の“あしらい”のトレンドのひとつとして「吹き出し」の“しっぽ”部分がオープンパスになっていることが挙げられます。 アピアランスでの実装方法を紹介しますが、サンプルファイルを使い回した方がよさそうです。 共通パーツ線アピアランスに[形状に変換(長方形)]効果を適用し、長方形に設定します。角丸をON/OFFしやすいように[角を丸くする]効果を別に適用しています。

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テキストへのグリッチ効果

「グリッチ効果」という言いますか、勢いがある風の線を加える表現をよく見かけます。これをアピアランスで実現しましょう。 手順① テキストの上に罫線を引き、線幅を調整(長さや線幅は追って調整可能) ② 罫線に[パスのアウトライン]効果を適用 ③ すべてをグループ化し[パスファインダー(中マド)]効果を適用 ④ [ダイレクト選択ツール]で長さや位置を調整 シアーテキストが斜体の場合には、罫線も同じ角度にしたいところ。 [変形]効果にはシアーがありません。そこで[パスの自

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テキストの増減に応じて、罫線が切れているように見えるアピアランス

罫線を切ってしまうのでなく、「グループの抜き」を使って実装するとテキストが増減に柔軟に対応できます。 「グループの抜き」に関しては、こちらの記事をご覧ください。 ダウンロード

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アピアランスで実現する箱矢印風の箇条書き

グラフィックスタイルに仕込んでおけば一瞬で適用できます。 [ワープ(下弦)]効果で丸めて、[ジグザグ]効果で直線にします。 ワープ+ジグザグ[ワープ]効果で生成した円弧に対して[ジグザグ]効果を「大きさ:0、折り返し:0、直線的」で適用すると直線化されます。菱形や箱矢印などの基本形状を長方形や楕円から作るのに役立ちます。 ダウンロード

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