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たまの旅日記 海外旅行トラブル編 その3 ロスバゲ

こんにちは、猫のたまです。
今月は海外旅行トラブル編をお届けしています。

ロスバゲ=ロストバゲージ。航空会社で預けた荷物が到着空港でいつまで経っても出てこない、というトラブルのことです。長時間フライトの末、やっと辿り着いた海外の空港の手荷物受け取り場で、いつまでも出てこない自分の荷物を待ちながら途方に暮れた、という体験をされた方も多いかと思います。

猫のたまは、今までの数百回という海外渡航の中で、一度だけロストバゲージを経験した事があります。かなり、昔の話ですが、台北発、クアランプール経由、アムステルダム経由のロンドンまでという長い行程でした。長距離フライトなのでビジネスクラスを手配していたのですが、まず、経由地のクアランプールでビジネスクラスがオーバーブッキングしているからエコノミークラスに席を変わってくれ、と言われました(多分、最安値のビジネスクラスを手配したのだと思います)。「えー??そんなー!仕事だから何とかして〜!」と、ごねていたら、「椅子はビジネスクラスだけどサービスはエコノミークラス」という席に一席空きがあるというのです。どうせ、寝るだけだからそれでいいと、最後に搭乗しました。そして、アムステルダムを経由して、ロンドンに着いた頃には流石にグッタリ。しかし、荷物がいつまで経っても出てこないのです。調べたら、クアランプールで荷物だけ降ろされていました(泣)。

真冬のロンドンでコートなし、下着なし、仕事用の着替えなし、で、疲れた身体に鞭を打って、お店が閉まる直前に弾丸ショッピングをした記憶があります。航空会社からは確か、100ドル程の補償金が出たかと思います。その後、スーツケースは留め置かれていたアムステルダムの空港で受け取りました。

写真:真冬のロンドンでコートなし、は猫のたまにはこたえました。

そもそも、ロストバゲージは何故起こるのか。殆どのケースは乗り継ぎ便を利用した際に起こります。飛行機の到着遅延で、次の飛行機に乗るために大きな空港ターミナルを猛ダッシュして、何とか、乗り継ぐ飛行機には間に合ってホッとしたのも束の間、その場合、かなり高い確率で荷物は間に合っていません。

ロスバゲトラブルを避けるための教訓

1)目的地まではなるべく直行便を利用する。(直行便でも荷物が紛失することはあります)
2)なるべく荷物は預けない。(猫のたまは、1週間程度の旅行なら機内持ち込みサイズのキャリーバッグを使います)
3)それでも荷物を預ける必要がある場合は、到着してすぐ必要になるもの、例えば、コンタクトレンズや薬類、などは手荷物にする。
4)バゲージタグは荷物を受け取るまで大事に持っている。

私がロスバゲを経験したのは、数十年前の話なので、その後、ロスバゲの際の航空会社の対応は変わっているかもしれません。また、繁忙期や、ストライキ、空港のスタッフ不足などでロスバゲが起こりやすくなる時期があるので注意が必要です。SNS等をチェックしてロスバゲ投稿が増えてきたら要注意。猫のたまみたいに、身ひとつで旅ができれば便利なのにね〜。

たまのプロフィール
千葉県船橋市にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き、鉄道好き、手芸好き猫。ブログで旅日記を掲載中。

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