_2019-09-04_下午9

中国語学習者にオススメのドラマ5つ

・琅琊榜
2015年、中国でドラマの賞を総ナメにしたドラマ。
(ちなみに頑張って作っている人には本当に申し訳ないけど、日本のサブタイトルがダサすぎる。中国では、中国ドラマが日本に進出した際のサブタイトルも話題になってて「また中二っぽいwww」とそれなりにウケている。英語名は「Nirvana in Fire」、かっちょええなー)
これは日本でも紹介されているので内容についてはググってみてください。
劇オススメ中の劇オススメ。
名言も多く、ついつい覚えたくなってしまうのも学習者にプラス。
体調が悪い時に救ってくれた一言。
就像外面的一场雪,越下越大,越下越猛,可是你我都知道它终究是会停的。

・家有儿女(YouTubeにあり)
学校の先生に勧められた。ちなみにこの脚本を利用した学習本が(中国で)売られているくらいなので、本当に勉強に向いているんだろうと思う。中国では数少ないシットコムなのだが、アメリカの洗練されたシットコムに慣らされた自分にはピンとこなくて、しばらく放置していた。ビザの取得のために日本に一時帰国していた際にYouTubeで発見し、改めて観てみてその価値を再発見したという経緯がある。日本で言えばサザエさんの実写版みたいな感じなんだけど、このドラマの見どころは笑いではなくて、家族や子供達と一緒に生活し、成長しているような感覚を味わうところにあるんだよね。琅琊榜と同じく、中国では知らない人がいないと思われるドラマ。

・都挺好(YouTubeにあり)
自分の中でのベスト現代劇。最終回にはしばらくおさまっていた鼻炎が復活してしまうくらい泣いたね。さすがは世界一の人口を誇る中国と思える点が、子供時代を演じる役者が現在を演じる役者にそっくり、違和感ゼロ。加えて、中国役者の演技力を思い知らされる。こんなやついないだろってキャラの親父なんだけど、絶妙な演技によってリアリティがすごい。何を言ってもネタバレになっちゃいそうで怖いんだけど、自分としては人間の成長の物語だと受け止めている。何かのきっかけで凍ってしまっていたものが、また何かのきっかけでゆっくりと溶けていく。溶けた時には、凍った時には無かったキラキラしたものが出てくるような、そんな感じ。

・破冰行动(今現在YouTubeでこの名前を検索して出てくるのは違うドラマ。近い名前にしたらページビューを稼げるだろうとせこい人が考えてしまうくらい、最近話題になった作品)
実際にあった事件(村全体が麻薬の製造に絡んでいるというほんとかよって事件だが、最終回に当時の事件についての様子が流れる)を題材にした、捜査官を主人公にしたドラマ。アメリカドラマにもよくある設定だけど、アメリカドラマは大抵1話か2話で一つの事件が解決して次に進むのに対して、中国のドラマはこれに限らず50話くらいかけて一つの事件を追っていくのが大きな違い。中国のドラマは50話くらいがデフォで、テンポが遅く感じるドラマも少なくないんだけど、このドラマは全くそんなことを感じさせず、次が観たくてたまらなくなる感じ。中国では最終回前後に対する批判が起きて、ディレクターが謝罪したらしいんだけど、自分としては全然許せるレベル。むしろ、視聴者の期待が膨らみすぎた結果とも思えるので、そこまで期待を膨らませる力を持った作品とも言えよう。

・人民的名义
これも実際にあった事件を題材にしたドラマなんだけど、テーマがなんと役人の汚職。中国って放送とかもいろいろ規制があると勝手に思ってたんだけど(確かにあるこたあるんだろうけど)ここまで放送するということは、その規制も思ったほどきつくないなと思えるくらいエグい内容。役人同時の会話が多く、オフィシャルな会話の勉強になる。

まだあるけど疲れた、また今度。

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