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NOT A HOTEL ×NFTに学ぶ

NFTを使って、起業を目指す若者の学習アウトプットログ。
今回は、NOT A HOTELさんがNFTを使って新たな事例を作っていたので、
その中身について調べてみた。

NOT A HOTEL 「メンバーシップNFT」とは

NOT A HOTELは、アプリ上で自宅とホテルの切り替えや、室内のコントロールができる「ホテルとしても運用可能な住宅」だ。

そのNOT A HOTELが2022年の夏から、メンバーシップNFTの販売を開始した。会員権ビジネスを開始したと同意だと捉えてもいいだろう。

メンバーシップNFTの概要は下記。

1. 『毎年旅をする日』がランダムに付与される
2. 宿泊の3ヶ月前にはAirdrop※で『THE KEY』が届き、宿泊するNOT A HOTELが決まる
3. 権利の期間は47年間
4. マーケットプレイスで売買できる

ちなみに価格は、以下のようなバリュエーションだ

NOT A HOTELのHPより抜粋

しっかりと売れたのか?

結論、しっかり売れていた。
予定販売分の約3億円が完売し、ウェイティングリストからの追加販売を入れると約5億円の売上を超えたとのことだ。

「S」と「Y」の販売数が多かったと仮定するとだいたい200人くらいが買ったのであろう。。。(羨ましい、金余りか。。。

注目するべき特徴はなんだったのか?

こっからは筆者の主観で語っていく。
NFTに注目した記事なので、NOT A HOTELの事業については触れずに、NFTを活用したポイントについて見ていく。

  1. リアルと紐ついたNFT
    これは代表の濵渦さんもインタビューで言っていたが、日本より少し流行りが早いアメリカでは、リアルと紐ついたNFTが即完売しているとのこと。(例:Flyfish Club

  2. 特別な体験を提供できるロイヤルコミュニティを形成される
    特定のコミュニティしか利用できないという特別感を形成されるのも1つの大きな特徴なのであろう。これは提供側はロイヤリティを向上させることができるし、享受する側は特別感を味わえるという双方向にとって特別な体験ができるのはないだろうか。

  3. 売買できる
    権利で終わるのではなく、資産になるため、売買やリースができるのも大きな特徴であろう。

上記3つのポイントを抑えたサービスが今後トレンドになっていくことが想定されるので、いち早く着手していきたいと思う。

最後に

本来、「これがしたい、それを叶えるためにNFTを活用したい」という発送で事業が形成されてきたが、既に事例ができているため、NFTの活用を目的とした事業も間違ってはないのではないかと感じた。

事例をキャッチしつつ、ポイントを探ることを継続していきたい。

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