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甲府に行ってまいりました ~DSS 松山

始めまして。
DSSで助手を務めている松山と申します。よろしくお願いいたします。
 
先日、所用で山梨県の甲府市に行きました。
関東も梅雨入りしたので天気が心配でしたが、幸いにも晴れの日が続きました。
甲府に行くのは初めてだったので何もかもが珍しく、充実した滞在となりました。仕事とプライベートを兼ねていましたが、思い出に残る訪問となりました。
 
甲府は元々、甲斐国の戦国大名「武田氏」が整備した城下町です。日本史好きの自分にとり、甲府に行くのは「あの武田氏ゆかりの地を訪問すること」でありビッグイベントです。当日は居城のあった躑躅ヶ崎館跡(現・武田神社)や家臣団屋敷跡などを散策し、たっぷり歴史に思いを馳せました。
 
また、山梨は国産ワインの名産地です。お酒は嗜む程度ですが、せっかくの機会なので色々な銘柄を試しました。甲府駅内には山梨ワインが飲めるバーがありますし、駅周辺の居酒屋でも結構な種類が用意されています。気軽に一杯楽しんで、お気に入りの味と出会えるなんて素晴らしいと思います。
駅近くには国内最古のワイン醸造所「サドヤワイナリー」もあります。こちらではワイナリーの見学ツアーも催しています。自分も参加しましたが、とても勉強になりました。。
 
最近では山梨や甲府が舞台となる漫画がヒットして、聖地巡礼地としても人気があるようです。漫画「ゆるキャン△」や「mono」は、山梨県の魅力が伝わってくる作品です。県内在住の原作者が色々なスポットを丁寧に取材して、上手に物語の中に織り込んで紹介しています。
自治体や県内企業も上手くタイアップして、色々と取り組んでいます。行政がスタンプラリーを企画したり、地産商品のパッケージにキャラクターを載せたり等々・・・。因みに「ゆるキャン△」は新作アニメが企画されているらしいです。さらに追い風が吹くことになりそうです。
 
一方で、甲府駅の周辺は決して賑わっているとは思えません。行政機関や繁華街も徒歩圏にあるのですが、シャッターが降りたままのお店や空き店舗が多い気がします。多くの地域と同様、街の中心は郊外のロードサイドにある大型店舗が集まるエリアに移ってしまったようです。先日、山梨県が人口減少に関わる緊急事態宣言を発したという報道もありました。
魅力的なコンテンツを揃えていても地域振興は容易ではないのだなとあらためて思いました。

甲府と富士市(静岡県)を結ぶ「身延線」にも初めて乗車しました

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