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幸せな人生をナビする、カーナビみたいな大局観の強み(800字)

VIA-ISの24の人格徳性的強みのひとつは大局観。
知識の習得と活用を伴う認知的な強みである知恵の美徳に分類される。

運営に参加しているキャラクターストレングス強みの対話会で、対話を通してあーだこーだと探ってみた。

視点が変わるとどんないいことがあるだろう?

日本語では大局観だけど、英語ではPerspective。
大局観の他に、視点や見方という意味がある言葉だ。
全体を俯瞰したり
見通しをつけたり
それに対する現状を冷静に把握したり。
視点を変えれば選択肢を増やすこともできるし
その中から最善を選ぶこともできる。

分析するネタとして情報を扱う

大局観が高い人から話を聞いたり
高くなくても大局観が影響したと思いあたるエピソードを聞いたり、思い出したりしながら対話を進めていくと、情報の扱い方にも特徴を感じた。
目的を意識して、そのためにいまどうするのが良いのか、
または、目的は適切か、などを分析するために必要な情報を集めている。
情報の海を眺めるときに、フォーカスが定まっている感じだ。

目的と手段の区別が明確だからこその柔軟さ

だから、最善を決めたとしても、状況が変われば柔軟に変えることを厭わない。
「カーナビだって、道路状況が変われば、新しいルートを提案してくるでしょう?」との言葉に、急に大局観が身近になった。
カーナビで広域地図を表示してドライブコースの全容を把握したり、地図を拡大して次の交差点の様子を確認したり、視点を変えるから安全にドライブすることができる。

大局観を気持ちよく活躍させるために大事なこと

目的地を設定せずにカーナビを使うことはない。
また、カーナビが何も知らせずにルートや目的地を変更することもない。
これが大局観を発揮するために大事なことだ。
自分の中の大局観なら、自分は何を目指しているのかを意識すること。
誰かの大局観なら、目的を共有し、なぜそう判断したのかに耳を傾けること。
楽しい旅を続ける秘訣だ。