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まず受け取って、それから判断する。知的柔軟性の強み(900字)

VIA-ISで定義された24の人格徳性的強みのひとつは知的柔軟性。
知恵の美徳に分類される。

先日の強みの対話会で取り上げてみると
そーだったのか!!知的柔軟性!!ってなった。


●裁判官?AI?特徴は冷静な判断

知的柔軟性の特徴は

  • 公平に柔軟に総合的に判断する

  • 自分の考えを常に検証し、結果自分の意見を変えることも自明的

  • 結論を急がず、多様な情報から大切なことを瞬時に選び取り判断する

  • 多様な視点で考察するので、問題を冷静に判断できる

など。
なんとなく無表情なイメージだ。
判断という言葉が何度も出てくるように
英語では「Judgment」と表される。

●買い物前の情報収集がすごい?

「多様な情報から選び取る」と言われるように、知的柔軟性が高いと事前リサーチがすごいらしい。
例えば家電選びとか。
リサーチしてるうちに決められなくならないの?という声も聞こえてくるけど、この強みが高い人は、意外とそうはならない。

なぜなら「自分にとって何が大切か」をわかった上で、一見関係なさそうな情報も全て検証するからだ。

もちろん、結論が常に正しいわけじゃなくて
間違ったり失敗することもある。

だけど、検証した上での結果だから、失敗に納得できるところがある。
結論を急がない、とはそういうことだ。

●興味がなくても、自分とは合わなくても、一旦は受け取る柔軟さ

知的柔軟性のもうひとつの特徴は情報の多様さだ。
自分と違っても、興味がなくても、あまり関係なさそうでも、ひと通りは集めて検証する。
そして、今の自分の考えよりも良いと感じれば、自分の考えを変えることができる。
多様な情報に触れるけど、自分が正しいことを確認するためでなく、それ以外のことも含めて、良いものがないかを検証したい。
それが、知的柔軟性の柔軟な側面だ。

●強みは連携している

私の知的柔軟性はTOP5に入ったり出たりする強みだ。

わからなくても
合わなくても
興味が薄くても
いろんな情報を入れるし
おもしろがって話も聞く。

好奇心も働いていると思うが
同時に知的柔軟性も働いていて
情報との距離を適切に保てていると気づいた。

そして、それは私のTOPの創造性が
「いつか何かに使えるかも!」と催促している気がした。


◇強みの対話会のご案内
 10月以降の開催は計画中です