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母と見上げる秋の空(200字)

庭の木の剪定を手伝いに日帰り帰省。

と言っても、剪定するのは義母と夫で
わたしは落ちた枝や葉っぱの掃除が精一杯。

剪定がひと段落したら
干し柿にする柿を採りに山へ。

猫車を押して
秋の草がしげる細い山道を行く。
押し慣れなくてフラフラするのを
笑って行くのが幸せで仕方ない。

視界が開けると
秋晴れの真っ青な空に
柿の実が映えていた。

これぞ日本の秋!だね、と見上げると
今日は空が美しいねぇ、と義母。

いまこの瞬間こそが幸せ。