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個人事業の経理もマイペースにデジタル化(約1,100字ちょっと)

白色申告の頃は
エクセルで家計簿的に収支をつけて
印刷して会場に持っていくと
当番の税理士さんが申告書を作成してくれた。
ただ会場では待ち時間も長かった。

まずは会計ソフト導入

8年くらい前に青色申告申告にすると
複式簿記が必要なので
会計サービスを利用し始めた。

複式簿記の記帳として
仕事の流れをお金の流れとしてより詳細に表すために
同じ取引でも記帳の量が増える。
例えば、請求書払いの売上は、請求書を発行したときに売掛を記帳し、支払いを受けたときに回収を記帳する。
クレジット払いは、使ったとき(未払い)と引き落とされたときにそれぞれ記帳が必要だ。

とはいえ
簿記を知らなくてもソフトがサポートしてくれるので
難易度はあまり変わらない印象だった。
記帳さえ終われば
数回クリックすると
その年に適した確定申告書や決算書を作成してくれる。
提出するだけなら会場でも待たないし郵送もできる。
会場で待たされるストレスが減って
基礎控除額が増えたのでOKだ。

記帳の手間を減らす

支払い方法を変える

会計ソフトにも慣れてくると
だんだんクレジットカードを使った場合の記帳の面倒さが際立ってくる。
使ったお店によって引き落としのタイミングは違うし
世の流れでクレジットカード決済は増える一方だ。

その解消のために
デビットカードに変えたのが一昨年のこと。
使ったらすぐに口座から引き落とされるので
記帳の手間は現金払いと同様、使ったのそのとき1度だけだ。
単純に手間は半分になったし
付き合わせる時間がなくなったので
記帳にかかる時間は3分の1になった印象だ。
お金の流れもシンプルになった。

口座と会計ソフトを連携する

さらに昨年
事業用の口座を弥生に連携した。
取引を直接帳簿に取り込めるので
口座に記録される取引は
手入力しなくてよくなった。

この機能は弥生を使い始めた当初からあったが
なかなか踏み切れなかった。

それは記帳に慣れていない状態で
取引をまとめて取り込むと
かえって時間を取られるだろうと考えたからだ。

取引の分類(勘定科目)の確認も必要だし
適用も取引がわかる記述に変更する。
何より、口座に載らない取引は手入力で記帳しなくてはいけない。
例えば、先述の売掛や現金取引の他に
個人用QRコード決済の利用した支払いなどだ。

記帳に慣れていないと
まとめて記帳された取引を前に
どう確認して何を追加すればいいのか惑うが
自分で1件ずつ記帳して慣れたあとなら大丈夫。
複雑なことは
情報量を少なくして慣れるのが私の方法なのだ。

申告書提出の手間を減らす

今年はマイナンバーカード+弥生+Macでe-Taxを試す予定だ。
申告書提出の手間はいろいろあるが
プリンターを手放す予定の私にとっては
印刷が不要になるところが一番大きい。
さてさて、どうなるかな。