見出し画像

営業は「褒め慣れてない」

僕は今広告会社のAEの立場から離れて、出向という名のFAを駆使して、クライアントの広報でコミュニケーションに没頭している。

最近コンペを受ける側になって思うのだが、AE時代、いくら徹夜をして、コレだっ!と思ったものを提案しても、褒められることはほとんどなかったものだ。

クライアントにとって褒めるとは

クライアントの中では、やはりコンペや初回提案の際に意見を言う事自体が、ハードルが高いとおもう。
一番最初に出る意見でその場の空気や提案の可否に大きく影響するということもあるからだ。

ましては「褒める」なんてことは、その言葉に対して責任を持たなければならないため、クライアントも慎重だ。

そんな事もあって僕は、
否定される事や、本質とは全く関係ない事で指摘される事、出し直しを何度もさせられる事には慣れていたが、「褒められる事」には慣れていなかった。

出向の立場は、(僕の場合がレアであるかもしれないが)クライアントはみんな、どちらかと言うと同僚として、部下として扱ってくれる。

何か資料や意見を出すと、それに乗ってくれたり、同調したりしてくれる事も少なくない。

褒められてない僕からすると、「へー、いいじゃん!」と言われただけでとりはだがたったほどだ。

何でもかんでも褒めればよいわけではないが、社内広報の門番として仕事をする担当者の方々、1週間に一回くらいは、相手を乗せる意味も込めて、「褒める」運動を展開してみてもよいかもしれませんね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?