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【健康診断】35歳以上の人は胃の検査を受けよう


今回は健康診断、特に胃の検査についてのお話です。

35歳になると健診では胃の検査が追加されます。

しかし、バリウム検査は終了後に下剤を飲まないといけないし、胃カメラは苦しいし、どっちも嫌だ!
という方が多いと思います。

でも、結論から言いますと、胃の検査は絶対に受けるべき!です。

■はじめに

先日健康診断を受けてきました。

去年に続いて都内の某健診センターで受けたのですが、最近の健診システムって凄いですね。

受付で首からぶら下げる社員証入れみたいなものを渡され、その中に自分の保険証を入れます。

保険証にはQRコードが付いており(今まで気づかなかった)、体重測定や採血などの度に端末にピッと読み込ませながら進んでいきます。

測定が終わると端末に「次は心電図」などと表示され、そこに行くよう指示されます。
指示されたエリアへ行くと、座る間も無く呼ばれて測定開始。

システマチックでスムーズなのは良いのですが、朝から食事もせずふらふらな私には、途中で座ってボケっとする時間が欲しいのですが。。(笑)

■胃の検査について

ここからが本題。

今回胃の検査について色々と気になり、調べてみました。

35歳以上の人は必須の検査だと思っていましたが、実は必須の検査項目ではないとのこと。

胃の検査が苦手な方には朗報かもしれませんが、絶対に受けた方がいいです!

私は現在44歳。胃の検査歴は9年で毎年受けています。

最初の2年はバリウム検査でしたが、3年目からは胃カメラにしています。

なぜかというと、バリウム検査で「ポリープ疑い」との診断を受け再検査で胃カメラをしましたが、ポリープは見つからなかったのです。
医師によると、「バリウム検査では水泡がポリープに見えてしまうこともある」とのこと。

このことがあり、再検査で胃カメラを受ける可能性があるのなら、最初から胃カメラの方が効率的!と感じたからです。

■バリウムと胃カメラについて

それぞれの検査の特徴です。

①バリウム検査

・長所
胃全体の形が良くわかる
食べ物の通る様子が分かる
検査後すぐに食事ができる

・短所
放射線の被ばく
異常があった際は胃カメラの検査が必要
食道の病変が分かりにくい


②胃カメラ

・長所
胃だけでなく、食道・十二指腸の観察が可能
胃表面の凹凸など、微細な変化の観察が可能
逆流性食道炎の有無が確認できる
必要に応じ、組織検査に回して癌などの診断ができる

・短所
施行中に出血の可能性がある
オエっという咽頭反射がきつい
検査後30分〜1時間は食事ができない
追加で負担金が発生する(3000円〜5000円程度)

■胃カメラ、私の克服法

それぞれの検査で長所・短所はあります。

胃カメラをためらう一番の理由は、オエっという咽頭反射が苦しいことですかね。。

でも、癌などの病変の早期発見が何より優先されると思いますので、やはり胃カメラをお勧めします。

今回受けた健診センターでは、注射による鎮静剤は行っていなかったのでかなり心配しましたが、検査後はすぐに帰宅できるし、意識がはっきりしているのでその場で医師からの説明も受けられるので良かったです。

ちなみに私の胃カメラ克服法は、「とにかく我慢するしかない!」です(笑)

オエっとなる時は、力むとかえって苦しくなります。
どうしても反射的に飲み込もうとしてしまうのですが、ここは耐えて流れに身を任せましょう。

胃カメラ中は呼吸に意識を向け、できるだけリラックスを心がけてます。
こんな所で瞑想やマインドフルネスのスキルが役立つとは思いませんでした。(笑)

■大腸内視鏡について

健診ではできませんが、最後に大腸の内視鏡検査について。

私は40歳を過ぎてから胃カメラ検査でちょこちょこ引っかかる様になりました。
胃のびらん(ただれ)、十二指腸ポリープ(良性でした)、今回も食道ヘルニアが見つかっています。

幸いどれも軽度、良性でしたので手術や治療は受けていませんが、どうも消化器系が弱い様です。

そのため2年前に大腸内視鏡検査を受けてみたのですが、ここでもポリープが2個見つかってます。

大腸ポリープはできてしまうと数年後には必ず癌になるため、検査しながらその場で摘出してもらえます。

今年は2年ぶりに大腸内視鏡検査をする予定です。
この検査も事前に下剤を大量に飲んだりと色々と大変な検査なんですよね。。

でも、何度も言いますが早期発見による治療が一番!

何をするにも自分の身体が資本ですから、自己投資だと思って受けてきます。

8月に検査をする予定ですので、その時の様子はまた投稿したいと思います。

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