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航海日記

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2024年3月の記事一覧

夢は、気づいたら描いているもの〜持田温紀さんインタビュー

組織を1つの大きな「船」と見立て、「社会の垣根を取り払う」というビジョンに向かって、航海を続けている「D-SHiPS32」。 パラ大学祭やパラスポーツ大会、障害のある子どもと親を対象にしたキャンプなど、様々な活動を行ってきました。 今回は、パラ大学祭の運営代表を務めている、中央大学4年生の持田温紀さんにインタビュー。車いすユーザーの持田さんがどうしてパラ大学祭に魅せられたのか。今後どんな世界を作っていきたいのかを聞きました。 パラ大学祭には、求めていた景色があった持田さん

車いすの“シェア”で子どもたちの学びをを身近に〜D-SHiPS32新規プロジェクト

3月5日、長野県東御市の滋野小学校でパラスポーツ体験会が行われ、認定NPO法人「D-SHiPS32」代表の上原大祐が講師を務めた。 パラスポーツ教育は全国各地にて関心が広まっているが、車いすなどの道具の準備に労力がかかるという課題があった。 そこでD-SHiPS32は日本財団の支援のもと、車いす8台を購入。カーシェアリングのように、地域に車いすをシェアをすることで体験会の開催をより行いやすくする「車いすシェアによる地域連携型パラスポーツ教育プログラム」を発足し、今回はその1

頑張るよりも、ありのままで〜佐野夢果さんインタビュー

組織を1つの大きな「船」と見立て、「社会の垣根を取り払う」というビジョンに向かって、航海を続けている「D-SHiPS32」。 パラ大学祭やパラスポーツ大会、障害のある子どもと親を対象にしたキャンプなど、様々な活動を行ってきました。 私たちの活動に参加してくれた障害のある子どもたちは、どんなことを感じ、どんな未来を切り開いてきたのか。そこで、静岡県掛川市に住む車いすユーザーの高校2年生、佐野夢果さんにお話を聞きました。 学校の外にいるときのほうが、障害を意識させられた夢果さ