今目の前で起こる戦争に対して、個人が何ができるか

毎日、テレビやYoutubeを開くと、ロシアのウクライナ進行のニュースが報じられておりますね。

今回の戦争に関して、どっちがいい、どっちがわるい、この戦争は何を生むのかとかそういうことは、立場、思想、宗教・・・などによって違うし、答えが出ない世界だと思うので言及はしませんが。

事実として、ウクライナという地に生を授かり、アイデンティティを築いてきて、死罪に当たるような罪を犯したわけではなく、何が正義かは定義はできないが、自身の正義を貫くためであったり、シンプルに亡命したかったがタイミングを逸して亡くなっていく人を多く見ている。

この状況を第三者的に見ている当事国以外の人々として、何ができるのか。逆にこの状況で最もやってはいけないこと、それは「見て見ぬふりをする」、「この状況に対して当事国のどちらかを担ぐ発言を得て、自身のプレゼンスをたかめること」の2つなのではないかと思う。

居酒屋でサラリーマンがウクライナとロシアについて持論を述べる。ジャーナリズムをハイボール片手に語り、あなたは何を思い、何を行動として起こしているか。

霞が関で、「我が国はウクライナに対し、xxx億円の支援を」と言って議論している人たち。その中で、ポケットマネーでアンオフィシャルで支援に出た人はいるのだろうか。

ホワイトハウスから紺色のスーツで登場する方は、いつもハンズアップで「Yah!」みたいな登場シーンの元、弱者を救うための行動ではなく、もともとのライバルにこれ見よがしで、嫌がらせを行う。

個人として、何かを感じ動いてほしい。
当然に、みんな役割があり、それのまっとうが第一で、その次に自身の行動がある。この戦争を悲痛に思っている人も当然にいるが、アクションを起こしている人は何割、この日本にいるのだろうか。

自分自身が何をできるわけではないが、このような騒乱、内戦、戦争が起きた際にFXでは必ず勝てる自身がある。だから、勝ち分から税金を除いたものはすべて寄付をした。特に褒めてくれってことでもなく、戦争を契機にFXをするなんて、無粋極まりないなとののしってくれということでもなく、個人としてのアクションの結果である。

子を持つ親がニュースを見て悲痛に思い我が子を抱きしめる、世界史の先生が生徒にこの戦争の背景を伝う、人がそれぞれ小さな何かが起こってほしいと思う。ウクライナの方のSNSをワンクリックで拡散することもできる。
ただ、ハイボールを飲みながらジャーナリズムを語り、「極論は他人だからね、何もできないんだけどね」という人を見ると、恥ずかしくてしょうがなくなる。だったら、その口を閉じることが、まず第一にやるべきことだと思う。

日本では数年前に、吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」が大ヒットした。それを読んだ人の何割が、今回なにか小さなアクションを起こしただろうか。

Euro圏では早く戦争が終わってほしいと願い、ジョンレノンのImagineを口ずさむ人がいるかもしれないし、日本ではDragon Nightを口ずさむ人がいるかもしれない。でも、そういう人の方が、身の無いジャーナリズムおじさんよりいいと思う。心があるから。思いが届くかもしれないから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?