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プログラミングコンペを開催

概要

岡山大学DS部ではプログラミングのコンペティションを開催しました。
学生・教職員計10名にご参加いただきました。

はじめに

これまではNishikaが提供するデータ分析コンペティションなどの課題を部内で取り組んでいました。しかし、一般的なプログラミングコンペはレベルが高く、初学者の参入が難しい状態でした。そこで、部内で参加者を募り馬場隆寛先生が作成した自然言語処理の課題についてのコンペティションを開催しました。

コンペティションの流れ

馬場隆寛先生がコンペに参加した部員に課題の提示とデータの配布をしました。参加者は各自で自然言語処理を行い、その都度獲得スコアをSlackに投稿します。期限終了時点でスコアの高い2つのファイルを馬場隆寛先生に提出し、別のテストデータを用いて精度を検証し審査しました。

課題内容
馬場隆寛先生が作成した自然言語処理の課題は
"2種類のつぶやきに対して分かち書きを行いその精度の高さを競う"
というものでした。

注意事項
・先生、部員への質問は可能
・参加者以外へのデータの再配布・公開は禁止
・スコアの投稿は処理をするごとに行う

理論攻めをする部員もいれば、ひとまず試行錯誤する初学者もいるといった具合に戦い方に特徴がみられました。

結果発表

審査方法
・数値
・工夫賞の基準
・努力賞の基準

最終結果
一位 宮本あゆは
二位 中澤拓也 
三位 諏訪棟植

工夫賞 宮本あゆは
努力賞 宮本大輝

日頃プログラミングに触れている理系学生部員がいる中で、見事一位となったのはプログラミングの初学者でした。

考察

今回のコンペにおいて、プログラミングの初学者が日頃プログラミングを行なっている部員、言わば熟練者に匹敵する成績を残したというこの事実は自身をつけるには十分な経験でした。

本コンペ後、継続した部内コンペ・部内で協力してのコンペティションへの挑戦が見られていないですが、現在有志の部員によって週一回程度Pythonを0から始める勉強会が開催されています。

メンバー

馬場隆寛先生
野上先生

参加者
岩田先生
池坂和真
宮本凌太
宮本大輝
中澤拓也
諏訪棟植
松田愛理
宮本あゆは

備考

Nishika:国内最大級のデータサイエンスコミュニティ。コンペティションや求人を提供している。
自然言語処理:人間が日常的に使う自然言語、つまり日本語や英語といった言葉をコンピュータで処理、分析する技術。
分かち書き:文節の切れ目ごとに余白を設けること。
機械学習:コンピュータがデータを学習し、データの背景にあるルールやパターンを発見する方法。

著者

宮本あゆは



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