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ネット損害保険会社のデジマ担当者が車両保険関心層を分析

DS.INSIGHT Personaでは、Peopleにはない条件指定や可視化できるデータがあります。本記事では「どのようなことがわかるのか?」「どんな場面で役立てられるのか?」をご紹介します。

今回はとあるネット損害保険会社のデジタルマーケティング担当者をイメージし、車両保険関心層への施策検討のためにDS.INSIGHT Personaを活用して分析を行いました。

想定利用者:ネット損害保険会社のデジタルマーケティング担当者
想定課題:自社商品は乗り換えによる新規獲得がメインだが、属性を切り分けたアプローチを検討することで獲得の確度を上げたい。
目的:オンラインでの獲得は、価格の要素が最も強いが、ターゲット像を可視化することで、価格以外で刺さる訴求の参考にしたい。

今回は検索キーワードのみ指定しペルソナを作成しました。
「車 保険」を検索KWとして指定しています。

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以下、作成したペルソナまとめの結果です。
今回定義した条件での車両保険関心層のイメージと性年代割合などが可視化されています。男性がやや多く、検索キーワードには加入義務化の進む自転車保険についても含まれていますね。

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次にプロファイルの特徴度というものを見てみます。
家族構成は既婚と推定される人が多く、最近結婚もしくはマイホームを購入するなど、人生の節目となる時期の方が多いようです。

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そのため、購買意向でもライフステージが変わるタイミングで上がってくる「不動産」が強く、「幼児、子供向け製品」も特徴的です。

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上記レーダーチャートで示した購買意向は、実際には全部で24分野あります。そのトップ5位の中に「教育」がありました。

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「教育」の中身を見てみると、「資格」がトップです。お子様のものと思われる受験よりも上になっています。年代別割合では、30代と40代で約5割を占めていました。ライフステージが変わり、出費の多い時期だからこそ、収入の基礎となる資格についても関心が高まるのかもしれません。

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今回作成したペルソナの簡単な紹介は以上となります。

これらを活用することで例えば、
・結婚、出産などのライフイベントで発生する不動産購入と自動車保険の相性の良さを再確認できたので、保険検討者向けのターゲティング配信先として不動産メディアの検討を進める
・大きな出費に伴って、支出見直しや収入について考えを巡らせる時期とみられるので、節約のお役立ちコンテンツなどを検討する
といった具体的な施策が考えられます。

DS.INSIGHT Personaを活用することでペルソナ像を具体化し、より効率的・効果的な具体施策の検討に活用いただければと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

DS.INSIGHT Personaは2022年1月に開始する新サービスです。
オンラインセミナーにて紹介しておりますので、是非ご参加ください!


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