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家電機器メーカーのプロモーション担当者が加湿器関心層を分析

DS.INSIGHT Personaでは、Peopleにはない条件指定や可視化できるデータがあります。本記事では「どのようなことがわかるのか?」「どんな場面で役立てられるのか?」をご紹介します。

今回は家電機器メーカーのプロモーション担当者をイメージし、「加湿器」について関心のあるユーザーをDS.INSIGHT Personaで分析しました。

想定利用者:家電機器メーカーのプロモーション担当者
目的:「加湿器」についてのプロモーションを行う際、よりユーザーを理解することで、ユーザーの購買意欲を高める施策を実施する

今回は検索キーワード「加湿器」のみ指定しペルソナを作成しました。

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まず「加湿器」に関心のあるユーザーのボリュームや特徴的な検索が分かりました。また代表的なペルソナイメージとして、AIで生成されたイメージも出力します。

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次に「配偶者の有無」や、「子供の有無」について確認しました。
代表的なペルソナイメージで「生まれたばかりの子供がいる」とありましたが、以下でも配偶者や子供が「いる」傾向が強いということを表していました。

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さらに、ライフ・プロファイルについて確認すると、ペルソナイメージで「生まれたばかりの子供がいる」とあったとおり、「出産」や「子供が近々生まれる予定、最近子供が生まれた」事が分かります。

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また作成したペルソナは「幼児、子供向け製品」や「家具、インテリア」に対し、購買意向が強くでる傾向も確認できました。

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「加湿器」に興味関心のあるユーザーが理解できましたので、次に、「加湿器」のどういった事に関心があるのかを検索キーワードで確認してみます。
「加湿器」の種類についての検索や、「加湿器」とともに「空気清浄機」が検索されています。

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「加湿器」の種類について調べるために、さらに「加湿器」の検索キーワードランキングで「式」を追加し検索します。

「ハイブリッド式」、「スチーム式」、「気化式」「超音波式」の順となっています。上位となっている種類は温度を利用する事で雑菌が少ない事や、すばやく加湿できる事が共通点となっています。

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以上から、出産の近い女性や生まれたばかりのお子さんのために加湿器を検討されている事が多く、空気が汚れにくい事に興味があることから、プロモーションを行う際には、赤ちゃんとそのお母さんに優しい「加湿器」である事の訴求が、ユーザーの購買意欲につながりそうです。

このように作成したペルソナの性年代や特徴的な検索が分析できるのは勿論、「配偶者の有無」や「子供の有無」、各カテゴリに対する「購買意向」も可視化することができます。

そのためDS.INSIGHT Personaは以下のようなシーンでご利用いただけます。
・自身がもっているペルソナのイメージとマッチするか否か
・未知の分野におけるペルソナの調査・分析

以上、ご参考になれば幸いです。

DS.INSIGHT Personaは2022年1月に開始する新サービスです。
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