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電気代を節約したい

最近、電気代が高い。10年くらい前は、冷房や暖房を使わない時期は 5000円代くらいまで電気代は下がっていたはずなのに、最近はどうやってもこれが 7000円より下がらない。理由がよくわからなくて、家中の消費電力を測ってみたりしましたが、結局は原因がわからず、途方にくれてました。

しかし、ついに原因がわかりました。


このことに気づかず、家中の消費電力を測るために、電流計まで作ってしまいました…

どこかで無駄な電気を使っているはず…と、あちこちのコンセントに電流計を付けて、消費電力を測ってみましたが、2000円もの電力を無駄に消費している電気製品は見つからず、諦めかけたころ、請求書を見て原因が見つかった…という訳です。

確かに、最近は化石燃料の価格は上がっていますし、この 10年で消費税も上がりましたので、電気代が 2000円くらい上がるのは仕方ない気もします。

ただ、「再エネ発電賦課金」というのは、もう 10年くらい払っている気がするのですが、いつになったら再生エネルギーは普及するのでしょうね。我々がずっと払ってきたお金は一体どこへ消えたのでしょうか。

AUでんき

最近、電気会社を「AUでんき」に切り替えました。切り替えた理由は2つあって、携帯を UQ mobile に切り替えたので、割引を適用したかったというのと、もうひとつはこの「AUでんきアプリ」ってのを使ってみたかったということがありました。

東京電力にも「でんき家計簿」ってのがあったのですが、いちいち PC でログインしたり、検針票からお客様番号みたいのを調べて、入力したり…と結構面倒でした(まあ、この「でんき家計簿」というのも最近終わってしまったらしい…)。そこで、今度はこの「AUでんきアプリ」にかなり期待していたのですが、使ってみるとなかなかに微妙な感じでした。

AUでんきアプリ

アプリの全体的な色味というか、デザインは素晴らしいのですが、グラフがなんかカクカクです。そこで、このグラフのもとになった電力のデータを見てみると、こんな感じになってました。

消費電力が 0.1 kwh 単位でしか見れませんでした。夜中に 0.1kwh を消費する時間帯があったり、0.2kwh を消費する時間帯があったりするのですが、何が電気を消費しているのかがいまひとつよくわかりません。

そんな訳で、最終的に自前で電流計を作って調べることにしたのですが、実際に調べてみたら、こんな感じになりました。

消費電力 / テレビ&レコーダー
消費電力 / 冷蔵庫

本当は、配電盤(ブレーカー)のあるところで測れば、宅内全体の電力が測れて楽だったとは思うのですが、今度は逆に全ての電気製品の消費電力の合算しか見れなくなるので、電気の無駄遣いを探る…という目的ではあまりよろしくないので、チマチマとコンセントのところで消費電力を測りました。

夜中に消費電力が 0.1kwh になったり、0.2kwh になったりして、変動するのは冷蔵庫のコンプレッサーの動作するタイミングによるものだったようです。

そんな感じで、あちこちのコンセントで順番に消費電力を測っていたのですが、実はこれをやっている最中にふと請求書をチェックする機会があり、本当の原因に気付いてしまった…という訳です。

燃料費調整額やら再エネ発電賦課金などもまあいいとして、もうちょっと消費電力がちゃんとわかる仕組みがないと、節電しようにも節電しようがない…というか、もうちょっとなんとかならないかな…という気はします。あんまり細かいデータを出し過ぎると、逆にカスタマーからの問い合わせとかが増えて面倒だとか、費用がかかる…とか、そういったことなのかもしれませんが…

そんな訳で、節電するにしてもなかなか大変なのですが、最近はこんな製品もあるみたいなので、試してみるのもいいかもしれません。自分で作るよりははるかに楽だと思いますが、ただこれもどんな家電製品にも付けられる訳ではないみたいなので、どうかご注意を!


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