ヤンデル先生大和サイン本_

自著のこと(一般向けの本)



症状を知り、病気を探る

病態生理学の本。看護学生向け。看護学生というのはこないだまで高校生だったひとたちです。ですから一般向けのつもりで書きました。

「症状」から「病気のメカニズム」を考えています。ここをきちんと勉強しておくといろいろ役に立ちます。息切れってなんで起こるの、とか、お腹の痛みの違いによって疑う病気がどのように変わるの、とかがわかるようになる。



いち病理医の「リアル」

どなたでもお読み頂けるライトな文体ですが、内容は「病理学総論の前段」となっております。

価格が高いのは元が医書設定だからです。すみません。でも、がんばって安くしてもらいました。ありがたいことです。

診断・治療・維持の「医療の三角形」。診断学における医療者間のコミュニケーション。そして、AI。本書をきっかけに、放射線科系の雑誌から寄稿依頼が来たり、小説すばるから寄稿依頼が来たりと、360度あらゆる方向からまったく違う読後感を寄せられ、書く仕事がとても増えました。


病理医ヤンデル先生の医者・病院・病気のリアルな話

ひとつ下の『おおまじめなひとりごと』を文庫にしていただきました。書き下ろし記事もあるし何より値段が安いので、こちらのほうがお得です。




病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと


編集者とメールのやりとりを続けていくうち、今まで考えてもいなかった「医療シアター」の話が脳に浮かんできました。書いてよかったです。読書メーターなどの「書評サービス」に好意的な感想が数多く寄せられていて、ありがたいことです。複雑系の病理学の基本思想を、エッセイの中にちりばめてあります。



Dr.ヤンデルの病院選び

丸善出版150周年記念書籍です。病名がつく前の段階で病院に行くか行かないかと迷ってる人に、うまく病院を使って欲しいなあというコンセプト。

索引がいいです。キマってて。

あと、Q助のことをこれでもかこれでもかとほめまくった結果、総務省消防庁にほめられたことが思い出に残っています。



どこからが病気なの?

ちくまプリマー新書は中学生・高校生向けのレーベルです。

クラフト・エヴィング商會がデザインしてくれてうれしい。表紙の模様は多様な人びとを思わせます。病気と平気の境界線はどこにあるのか、っていうのが大テーマです。つまり、一般向けの病理学の本です。



ヤンデル先生の ようこそ!病理医の日常へ

一般書の最新刊です。「病理医の日常」をきちんとトレースしています。SNS時代のインプット・アウトプットにかんするぼくの考え方、さらには生老病死の話が載っており、代表作と言ってもいいかもしれません。



はじめまして病理学

(分類上は)医学書ですが、看護学生でもわかるように病理学をかみ砕いて説明した本なので、一般書としてもご紹介します。

熊野友紀子さんのポップでキッチュなイラストに込められた「生体へのオマージュ」がすばらしいです。ぜひ楽しく読んでください。


ココロギミック 異人と同人3

西野マドカとの往復書簡「さばくのひがさ」をごっそり収録していただきました。同人誌ですがコロコロコミック並みに分厚いのでご注意を。



医学専門書(臨床画像・病理対比の本)についてはこちら。





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