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擬態書ー明け暮れる

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今年の頭に、ぼーっと考えていた。ぼーっとしているのに考えているというのも不思議なものだが、自分にはしばしばこういった機会がある。ああでもない、こうでもないと。

ふと、「明け暮れる」という単語が頭に浮かんだ。明けなのに暮れるの?という違和感を感じた。言うまでもなく、日が明けてから暮れるまでずっとという意味だが、いつまでもそれが引っかかっていたのだ。

そこで思いついたのがこの擬態書。

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明け方なのに、暮れてしまっている。右側の月は海岸の岩を、月から伸びた線は水平線を表している。はっきり言って、ゆるい。

日夜仕事に明け暮れている方。七夕にこの書を眺めれば、きっといいことが訪れます。

かなり初期の作品だが、今でも一番お気に入りの擬態書だ。

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