家で看取るということ。うちの場合。選択。
父はパーキンソン病だった。
パーキンソン病は、神経伝達物質であるドーパミンが
だんだん減ってくる病気で、
筋肉の動きがコントロールできなくなってくる。
現在のところ、進行を遅くする薬はあるけど
治療薬はなく、難病指定されている。
3年前、父は腎臓の炎症を起こして入院した。
入院した途端に口からは食べられなくなり、
それから2ヶ月半、大動脈からチューブを通して
全ての栄養をとっていた。
そして、大動脈のチューブは、ずっと同じ場所につけていると
感染症になりやすいので、
そろ