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練習やライブの前にストレッチをするべき?

ドラムを叩く前(練習の前だったり、ライブの前だったり...)、
そんな時に入念にストレッチをしている人を見かけます。
特に腕のストレッチをしている人が多い気がしますね。

さて、私はというと...
「全くストレッチしない派」です。

理由は、「なんか腕がフワフワして叩きにくくなるから」です。

さて、そんなストレッチですが「すべき? or しない方がよい?」
どっちなんでしょう?

って事で、、、
そんな時は「解剖学の視点からバレエのトレーニングを行なっている」ことで有名な佐藤愛さんのブログを見る事にしています。

バレエのことですが、筋肉と骨格に関してのスペシャリストなので、ドラムの動きに関しても参考になる部分が多いです。

そんな佐藤愛さんのブログを読んでわかったことをまとめます。


【わかった!その1:】

「ウォームアップ」と「ストレッチ」は一緒じゃない。

はい、ここを勘違いするとトンチンカンなストレッチをしてしまいます。
叩く前に大切なのは「ウォームアップ」です。

ライブ前に入念にストレッチしている人は、それが「ウォームアップ」だと思っていませんか?

床に座ってストレッチしながら友達と話す・・・、そんな「静的」なストレッチは練習前にはしない方がいいと思います。そもそも、それで身体が暖まるはずがありませんよね。

佐藤愛さんのブログから引用すると↓
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ストレッチしてリラックスした筋肉が必要なのはレッスン後のほうで、レッスン前は動ける準備の出来た、暖まった筋肉が欲しいのです。

暖かく、伸び縮みができて、踊る準備ができた筋肉
VS
心肺機能も落ちて、ブヨブヨに伸ばされた、冷めた筋肉

どっちの方が踊りやすいと思います?
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...↑だそうです。

さらに、
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筋肉が暖まると効率よく動くことが出来ますし、
筋膜や腱、靭帯などはコラーゲンでできていますから
それらが暖まると柔らかくなり、無駄な力を加えなくても動くことが出来るのです。
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...↑だそうです。

つまり、ウォームアップ(筋肉を暖めること)が大切なのだ!
たしかに、風呂上がりにドラムを叩くと手足がよく動きます。


【わかった!その2:】

筋肉はストレッチされると一時的に弱くなる。

はい、私が感じていた「ストレッチすると叩きにくくなる」ってのは、この辺が関係しそうです。

佐藤愛さんのブログから引用すると↓
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筋肉はストレッチされると一時的に弱くなってしまうので、正しい筋肉を使ってレッスンをすることが出来なくなります。
そのため自分で自分を怪我しやすい方向に追いやっていることになります。
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...↑だそうです。


...ということで、ストレッチもやり方を間違えないで行いましょう!
あくまでウォームアップです。
そして、ウォームアップは外側の筋肉ではなく、「内側の筋肉」をしっかり温めるようにしましょうねー。

最後に、もう一つ佐藤愛さんのブログより↓
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心臓も筋肉だという事をお忘れなく!
無駄に負担をかけずに心臓を使うことは大事だと、言わなくても伝わりますよね。
==================
...↑だそうです。

今回調べた内容はとても勉強になりました。
そのうちブログの方に昇華しようかなぁ。


参考リンク-佐藤愛さんのWEBサイト:

http://www.dancerslifesupport.com/stretch/

http://www.dancerslifesupport.com/warmup/


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このnoteは「みっきーのドラム教室メルマガ」の一部抜粋版です。
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