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紅藍ランドスケープ

こちらはおおむね田舎のばあちゃんとじいちゃんを思い出すようなPLを目指したかんじですね。

最近のゲームネタでの強制関連付けこじつけとしては、クレヨンしんちゃん「炭の町のシロ」の冒頭部が秋田(らしき場所)が出てくるのと、ぼくなつ的田舎ぶらり散歩みがあって雰囲気的にとても好きでございます。

実は田舎がオオマガラナイ村の元ネタの近くのあたりで親近感もあり

それとまぁあとはやっぱりこの辺のコンセプトのベースラインは大神もありますよね。

書いてたらアマ公を操りたい衝動に駆られてきたのでこの辺にしておきます。

さて内容にもどりまして、雰囲気少し秋みもありそうですが、秋季節感で寄せきるには歌詞の中の季語がらみで矛盾が大量発生する問題があり、紅(くれない)という単語で弥縫している感じでございます。
そのざまは、あたかも寄り切れない力士のようで…哀愁。

哀愁といえばこういった和寄せではお祭りで踊りだすような明るい系統もそれはそれでいいのですが、独り静か的儚さを存分に盛れたので個人的には満足のいくデキになりました。ファーイーストな黄昏れ感、豊穣感、三味線出現率あたりがコンセプトということになりそうです。

あ、ちなみに「くれない」は「紅藍」を当て字にしてみました。
「紅」だけだと 紅ショウガ みたいで嫌だったからです。

テイクアウトで紅ショウガ摑み取りじゃ。

そして恒例のヴィジュアル系ネタに紐づけこじつけをしていきますと、こういったコンセプトは明瞭に己龍さんの世界観であることはケチのつけようがなさそうです。

日光江戸村に映えるひよりんの太もも最高だぜ。

さらに相当マニアックなところで游彩(ex.ジン)さんのこちらの一曲なんかもいかがでしょう?

趣旨が音を立てて壊れてきたのでここらへんにしておきます。

おすすめピックアップ

PLで一曲目がインスト曲な時点でいかにも自己満感がバーストしていると思っております。それはさておき曲そのものはPIKASONICさんのとても清々しいナンバー。日本人で京都が嫌いな人はいないと勝手に思っておりますんで一切合切何の問題もないと考えております。

前半は盛り上げないといけない縛りがあると考えておりますのでAqoursの和みのあるお歌をチョイスですが、今回の選曲ではビート感やage感をほぼほぼ間引いているので希少なはっちゃけ枠になるかと思います。

最初の3曲目に一二三さん、最後の3曲前に一二三さんというこれまた自己満配置をかましております。このコンセプトがボカロのお歌とマリアージュするのかどうかは設計当初は懐疑的だったのですが、やってみた結果としては全然アリだったなというお気持ちです。

雷花は最初聴いたときはサビメロの良さが若干わかりづらくひょっとしてイマイチでは???というお気持ちがあったのですが、聴き込むうちに良さがわかってきた一曲。つまりスルメソング(個人の感想)です。

ななひらさんの凪月は普段のはっちゃけななひらさん曲とは明らかに傾向の違う下げオクターブです。言わずもがなでたいへん好きなのですが、同時にたいへんunderratedで大変憤っております。後半は琉金夢遊録もありますが、こっちは逆にキーが超高くてななひらさん歌うめぇという感想しか出てこないです。

Luciaさんのこちらのナンバーは少し現代的ではありつつも秋の紅葉山あたりでとぼとぼ歩くときに聴いたら最高にエモそうな一曲ですね。不思議と曲調は悲しめながら明日への希望も感じられる儚げ切なきソングでとてもドツボです。

monacaさん曲を聴くと5分かそこらで映画一本観終わったぐらいの感動が得られるのでタイパ最高やで。

ひとまず田植唄聴いて玄米5杯食ったくらい元気になって帰ってくださいね。

さて、PLの中盤あたりに静かめのお歌を固めるのは全般の流れ的には中だるみのリスクがあるのですが、ヤナト田植唄をネタっぽくないところで使うためにどうしたらいいか無い脳みそで延々小一時間ほど考えた感じの曲順としております。

語彙力もセンスもないため真面目なことを書いてもつまらないだけですが、微細なお気持ち表現としては今回は「動」と「静」を明瞭に分ける工夫を凝らしたつもりでいるようすです。

んごー、nuiさんのこちらのお歌は和曲で確実に個人的TOP3に入るドツボ曲です。若干座敷童みを感じる幼さの残るnuiさんのお声がいかにも和曲にドンピシャ感だと思っております。

属性的には咲かせや咲かせが定番かな、ですが私的には絶体絶命のが圧倒的に刺さりました。考察班ではないのでこの曲調にしてこのタイトルとなった理由や背景などは特に一切気にかけておりませんがただただ好き曲です。しかもこれM2Uさん曲なので好きが当選確実です。

また表示言語問題が起きているのはおいておきまして、これまた詩がとても深いお歌です。デュエットソングになっておられます。儚さマックスに振り切るのに一役かって頂け、かつとてもお気に入りの一曲です。

凋叶棕さんの楽曲はめらみぽっぷさんのお歌も当然素晴らしいのですが、どれも曲展開がどちゃくそ凝っているという印象です。静と動が云々を先ほど言いましたが、まさにこういうことです。歌詞の意味も深くて、同時にわかりみが深い。

ちなみになぜかアルバムジャケットがインターネット老人会かのごとく縦に縮尺が引き延ばされてしまっていることには突っ込まないでおきます。

東方は好きなので色々語りたい点はありつつも、あまりにド定番なお歌も拗らせチョイサーという観点からどうかなぁ、となり色々曲探訪をしたうえで今回のコンセプトではこちらの2曲をチョイスしております。どちらも美しい儚みのある淡いお色を添えていただき、大変感謝しております。

M2Uさんのこのアルバムは当時穴が開くほどよく聴いていたアルバムで筆者的にはとても懐かしみがある曲です。

和題は「約束之歌」ですなわちプロミスです。消費者金融のことではありません

最後はしとやか終了にするか。はじけて終了にするか。で散々悩んだ挙句、選択は安直に後者とあいなりました。が、転調パートでオクターブさげななひらさんも出てきます。けれどもその後いつもの感じに戻りと、テンションのジェットコースターさもあります。じっとしているのが苦手なので、とにかく動を感じたいお年頃のようです。

おすすめ番外編

妖怪ウォッチの祭囃子バージョンですね。どことなく妖怪感がなくもないPLということで、こちらは野球拳のようなノリで思いつき選曲しようとしたのですが、レビュー結果選曲外とあいなりました。

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