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続きモノAI漫画創作雑記(3)

こんにちは。非クリエイターが思いつきだけでマンガ制作を進行するシリーズ with AIの4本目です。

身も蓋もない実験と失敗が延々と続いているいつもの感じでお送りできればと思います。

失敗したらとりあえず叫んどきゃOK

こんな思いつきだけでやっているまったくもって方向性がよくわからない企画ではございますが、応援コメントなども頂き本当に励みになっております🔆

コメントをいただけたかた、スキを付けていただけた方々にこの場を借りて御礼申し上げます🙇‍♀️


まんが本編

今回から本編をnoteにも上げておきまーす。
pixiv版(横ヨミ)はこっちです。

今回の振り返り

内容に関しては潮吹きとロリキャラ水着を描きたかっただけの回でしかないのですが、それだけだと試合終了してしまうので、いつも通り無理やり幾つかの観点でまとめました。

結論から先に言え?はいわかりました。
生成元:コラメーカー

制作のお話

1話20Pぐらいが諸々バランスがいいように感じた

1コマ1ページでページ数をかさまししただけの可能性もありますが、一話のボリューム感(流し読みしてほどよいバランス感的なところ)でおはなし1本の目安としては20P~程度が塩梅として良さそうに思った回でした。

お話の内容面

今どきニケも母乳が出ますので、アンドロイドやAIが子どもが産めても問題ないっスよね?と、実はそんな裏設定があったのよ感を出したりしました。

前話までは社畜主人公が謎のポンコツAIに恐怖心と警戒感を抱くところを意識し、今回はちょっと打ち解けた=距離が近づいた感を出した感じにしました。

しかしながらラフの時点で健全スケベ要素が完全に消化不良でしたので、次回リベンジしたいと思います。

表紙を描いた

今さらではあるのですがあまりにも適当に起こされたキャラシートのせいで普段がショボくれたTシャツしか着せてもらえず不憫になりまして、ディス子にFF15のシドニー(っぽい)コスプレをさせてみました。

最初は普通にエ〇オスあたりの店員さん風にしようとしたんですが、折角カラー描くならもう少し可愛いおべべにできんかな、ということでクルマレガリア繋がりのガソスタ店員さんをさせました。

絵の内容面

結果的に大きい絵を多めにしてページあたりのコマ数を減らす感じにしてみたのですが、やねうら個人感想としては「ギャルゲのイベントシーンを切り貼りしたような構成」にもなってしまった感があるという印象です。本当にこのバランスの難しさよ。

そういえば話は変わりますがときメモがリメイクされると聞き胸熱です。

あとは全体的にスクリーントーン風味をだいぶ強めてみました。
絵を生成するときはラフで描いた構図に一番近い下絵を求めている感じなので元絵のトーンはバラバラです。

それ自体はランダム性があってたま~に偶発的にいい感じのものが出たりするので、そこで「こういうのもいいね~」といった感じで採用したりしなかったり。

気まぐれに色もつく。淡いのも悪くないっスね

思ったよりpromptで色んな表情が出せた

デフォルメとコミカル表現を多用できるのがマンガのいいところですが、初期の頃はキャラ絵が思い通りにならず、そこのアップスケールばかりに気を取られてました。が、次第にチビキャラ以外喜びの表情が硬くてコミカルさに欠けるところが気になりだしました。

結果、一度全頁描き終えてから全体の調整とあわせて気に入らない表情を修正しました。

やねうら的にはAI FREAKさんのサイトに列挙されている表情系のプロンプトが今回かなり役に立ちました。アニメ絵でも結構いい感じに反映されましたので、この場をお借りして感謝🙏

あまりこれまではそういった考えにも至らずそれっぽい絵がうまいこと出たらそれに台詞つけときゃええんやろ~ぐらいの感覚で挑んでたので、制作が進むにつれその辺に多少違いが出てきたと感じました。

あと今回promptまわりで面白い発見があったのはこちら。

適当絵をi2iすると基本的にいい感じに解釈してもらえるのですが、promptはある程度指定しないといけません。↑は表情系を指定しないと真顔に戻されるわ、忠実度を下げるDenoising Strengthを高くするうわあああああになるわで、詰んだかと思いました。

ゲルニカ?

で、その後手修正した絵をTaggerでpromptを逆引きできることがわかって >_< を使えばいいという知恵を得て、バカなりにひとつ賢くなりました。

スキル「絵からpromptを類推」を習得!

ちゃんと指定してやったらいい感じになりひと安心。

やっとわかってくれたようだ

ちょっと特殊な表情はi2iでもpositive promptに明示しないとうまくいかない感じなので、これまた色々使いみちがありそ~な気がしました。

この種の顔も今後使いみちがありそうなのでどっかで使いたい。

おこのようです

シーン描写をどうにかしたい人生だった

実際のマンガでも、シーンが切り替わったときに周辺に何があるのかとか、どういう人がいるのかとかが緻密に描かれるシーンが多いと思います。

そういった表現の仕方に非常にニガテ意識が強いため、もっと上手&手早く出来るようになってかないといけないな~と思っています。

今回だと道の駅というかテーマパーク的な場所に着いた後のワンシーンで、「到着した感」や「賑やかさ」まで出したかったのですが、技量的問題で厳しかったので割愛カットとなりました。

ゲー脳なので例えばニーアのイベントシーンで例えると、こういったシーンの切り替え時で幾つかのその場所を印象付けるカットを挟むような表現をしてみたかった感じです。

ここらへんがサボらずに描かれていると「厚み」といいますか、絵から受ける印象の腹落ち度合いが強まるので、初心者脱出に待ち構えているハードル的に感じています。

ComfyUIを使う準備を開始した

男女の(それ以外もあるが)絡みシーンの手間が非常にかかります。
ここは絶対に大事だと考えており、理由は単純にこのままだとバカップル表現や「まぐわり」がいい感じに描けない未来が確定で見えるので、今のところ改善したいバックログアイテムのトップランカーです。

現状はこのあたりの表現で下手こくと試行錯誤で1日潰れるので、ちょっとどげんかせんといけません。これまでも2枚絵ドッキング+i2iとかして、無理やり描いてきました。

今回の山場、膝枕の没バージョン
(こうして見るともろにLoRAの影響が出ますね~)

ということで、より実践的であろう方法で改善を進めていこうと思ってます。

AICUさんのメンバーシップにも加入したので頑張ってお勉強しま~す☆

なお、うまいこといかなければ、またその失敗ネタで笑いを取りに行けそうなので一石二鳥ですね!

制作風景ピックアップ

やってることは過去記事とほぼ変わらないのでピックアップのみ

これを
こうしたり
これを
ああしたりこうしたり
これを
こうなおしたり
これを
こうしたりなどを淡々と。

モノクロ画は絵がシンプルで加工はしやすいのですが、体勢や視点系のプロンプトを指定すると、似たり寄ったりの構図が出がちになります。

適度にアレンジを加えるとバリエーションが出せると思います。角度をつけるアレンジとかはお手軽でよいです。

よく出すような棒立ち絵も
角度とコマ割りで「見えない部分」を意図的に作ることで何かしてる感を出せる
(気がする)

きっとセンスの良い方であればもっとうまい活用方法を教えていただけると思いますので、そちらにご期待ください。なお私にセンスを求められても困ります。

そして依然としてひんまがった手や指を頑張って綺麗に手直ししたら、コマ割りで見切れて修正した時間が無駄になるなどして不貞寝がよく起こります。

本当に学ばない人間です

またまた余談ですが、毎度前髪の調整がなかなか手間なのでディス子プロンプトで hime_cut を試したら冬馬かずさになってしまい、ボツに。

お、お前かずさやないか!
(髪の長さが若干違うけど)

自キャラ絵LoRA学習をさせて使うのが今どきの正しいやり方だと思います。このお話に関しては次回で終わりそうですしキャラ特性が尖ってるわけでもないのでのでもう手でいいやです(今後はそのうち頑張りま~す)。

まとめ:AIを使った創作は楽しいぞ

やってみたシリーズとして話モノは一発ギャグ的なノリで開始してみたのですが、やりだすと本当に面白くていい感じの趣味になってます。

なお本人が面白がってるだけで内容はまったくもって・・・だと思います。ごめんなさい。ゴメンナサイ…

結論を冒頭にも書いた通り、技量もなければ在庫ストックも一切ない状態なので、一枚一枚今持つ技量で「できるだけ丁寧に」やっていくことしか出来ないな~と思っています。

効率悪すぎ&時間かかりすぎでむしろ逆に「本当にAI使ってんのか?」と疑われる品質レベルではございますが、もしよろしければ次回も見て頂ければ幸いです。

最近はもっとお手軽にはじめられる感じですので、興味のある方はライトにエンジョイできるこちらなどから開始されるのがよいのかな~と思っております。

kimamanaDrさんのAnifusion記事がとてもよいおまとめでした:

当方の制作は相変わらず仕事と家事が終わって夜な夜なちょっとだけ時間確保して進行、な感じなのでへたすると1日1コマしか進行しないことも多々。ですが、仕事で使わない脳筋を鍛える感じでリフレッシュにもとてもよい感じです。何より妄想が少しづつでも形になるのが相変わらず楽しいのでした。

わがままをひとつだけ言うと、制作してる時だけは1日96時間欲しいのでそろそろAIには時空を曲げて欲しいと思っているのでよろしくお願いいたします。

※前回ネタ画像は取り下げました。


ということで今回は以上です。ではでは。




制作メモ:

本編制作期間:9/4~9/18
使用したもの:SDXL、Copainter、OpenCanvas、PowerPoint 
GPU:RTX4070 (vRAM12GB)
モデル:AnimagineXL 3.0 
Sampler:Euler A SGMUniform
ControlNet:今回は未使用
LoRA:
・sdxl-lineart_04 (主砲)
・animeoutlineV4_16 (副砲)

制作コスト:

 t2i枚数:1,075
 i2i枚数:503

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