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知識欲

 皆様、あけましておめでとうございます。noteを始めたと言っても2020年は2つしか投稿出来ませんでした。人間の怠惰さというのは本当に恐ろしいですね。怠惰性が増加してしまうのは仕方の無いことですが、願わくば空気抵抗を受ける雨滴のように終端速度といいますか、どこか落ち着いて再起できるチャンスというものが欲しいです。

知識が……欲しい!!

 私の所属しているサークルの更に小さな界隈ではあるゲームが流行っている。主に2つです。1つめは古今東西ゲーム、2つめはワードバスケットですね。皆様、古今東西ゲームは耳にしたことはあると思いますが、ワードバスケットというゲームを聞いたのはお初であるという方もいらっしゃると思います。この2つのゲームはですね、ルールが単純であるが故に山より高く、海より深い(北条政子氏から引用)と思わせるほどの語彙力や記憶力等が求められます。今回は古今東西ゲームについて話していこうと思います。

古今東西ゲーム

 古今東西ゲームは別名山手線ゲームとも呼ばれ、「お題」として1つのテーマを定め、そのお題に沿った解答を参加者が順番にしていくものです(Wiki引用)。誰もが答え安いお題であればリズム良く楽しく遊ぶことが可能です。しかし、私の界隈(以下私達)では必ず罰ゲームが存在するため古今東西ゲームに関しては命をかけてゲームをしています。

 私達のよくするお題として「世界の国」というものがあります。ここでもこのゲームはよく出来ていて基本的に対面で行うゲームなので独自のルールを制定しても何ら問題は無いわけです。私達では基本的に「世界の国」は「国連に加盟している国」として認識しています。なのでバチカン市国、クック諸島、ニウエ、コソボ共和国はアウトです。な〜んだ、日本とかアメリカとか馴染みのある国から言うだけではないか、と思うでしょうが、5人ほどでゲームをして10巡目程になると人間の記憶は脆いもので自分の言いたい国で必死で他人がどの国を言ったなんかはもうとうに忘れているのである。その上、次自分の番が回ってきたら言おうと思っていた国が前の人に言われたら、本当にテンパる(自らの体験談)。だから私達は脳内に4つ程国名をストックし、自分の言いたい国が先に言われてしまってもいいように準備をするようになった。これだけでもはや異常である。さらに、これは他の友人に関しては知るところがないが、私は切り札の国というものを用意している。つまりは馴染みのある国がほとんど言われ、自分の番が回ってきてどうしたものかとなった時に一瞬やり過ごすための秘策である。ちなみに、私の切り札の国は「ベリーズ」と「タジキスタン」である。

切り札としてアフリカの国は強いのか?

 何度も「世界の国」をお題としてプレイしていくうちに、だいたい我々はヨーロッパと、南アメリカに行きがちであることが分かってきている。たまにヨーロッパ、南アメリカの国が思いつかず、アフリカの国を言う人もいる。私もそのくちである。つまり、アフリカの国を記憶に留めるのも強いことには強いが、いざというときに強いかと言われると微妙である。これには皆さん驚きであろう。みんな思考は同じなのである。アフリカにはニッチな国があるからみんなそこに寄るのだ。というのもあって私は切り札にはアフリカの国を入れないことにしている。これは戦略なのであまり知られたくないが、本気で「世界の国」で古今東西に勝つならば、中東の国辺りを抑えておくのがついと私は考えている。あと、経験上あまりマークされていないのはキューバやドミニカ共和国などのカリブ海辺りと思われる(人によってはグアテマラをマークしている人もいるので注意。本当にいる)。

勝ちへの欲、そしてそのための知識欲

 「世界の国」という事に対してだけでもこれだけの語ることがある。本当に古今東西ゲームは奥が深い。古今東西ゲームは知識ゲーなのである。知識が多いほど有利なのである、反射神経は数を積めば後からでも鍛えられる。あと負けると素直に悔しい、それゆえに更に知識欲を加速させるのである。他のお題として、例えば簡単な「飲み物」ではどうであろうか?様々なものが思いつくであろう。でもその思いつきが他の人と多く被っていたら?A∩Bの他の部分(自エリア)が極端に少なかったら?これは圧倒的に不利である。AとBのベン図の円が同じ大きさなんて誰も決まってないし決めていない。知識という円はいくらでも大きくできるのである。例えば私達のルールでは「全て区別」を基本にやっている。つまりは「水」という大きな括りも「いろはす」という商品名も「いろはす ハスカップ味」も全て別として扱うのである。しかもこのゲームの難点な所は誰かがいろはすの味を細かく言おうとする人がいると必ずそこに混ざろうとする妨害者が現れる点である。つまり、1点攻めは古今東西ゲームにおいてはあまり有意な策とは言えないのである。ここでも私は切り札を用意している。

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上記2つのSchwepps(シュウウェップス)とガラナアンタルチカである。ちなみに両方美味しいので個人的にオススメである。

今年も……

 今回は古今東西ゲームについて小話をさせて頂いた。特に下書きもすることなく自分が思ったことをつらつらと述べているだけなので、冗長になってしまって大変申し訳ない。もっと読みやすく、そして何かこう人にプラスな事になるような文章をかけるよう努めていきたい。今年から研究室に配属され、古今東西ゲームの仲間も忙しくなるため遊ぶ機会が減ると思われる。寂しいが、私はまた会った時、衰えを見せぬ為に常に知識を吸収していきたい。どんなお題でも来なさい、同士よ。

本年もよろしくお願いします。ワードバスケットについても語るかもしれません。ではまた。

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