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横浜子育てサポートシステムの現状

令和6年4月1日より、新たに横浜市地域子育て支援拠点サイトがスタートし、横浜子育てサポートシステム(以下、子サポ)の全会員は、子サポの登録情報を引き継ぐ必要があるため、私たち子サポコーディネーターやひろばスタッフもひろば利用者への声かけの第一声で、
「子サポの会員登録していますか?」
「更新手続きはしていますか?」
と、みなさんに確認しています。

昨年7月から始まった子サポ新制度は、利用料の改定で安価となり、令和5年4月1日以降に生まれたお子さんには無料クーポン(8時間分)が配布されることで、利用会員が「使ってみよう」と思うきっかけとなりました。
産後初めてお子さんを預けてみたり、第二子・第三子出産時のきょうだい児のいる家庭等の利用促進につながりました。

利用料の改定後は依頼が増加し、令和5年7月~令和6年3月の依頼件数は831件ありました。令和4年度の同じ期間で555件でしたので、1.5倍増えています!
ただ、依頼が増えたことで、利用会員への提供・両方会員の紹介に時間がかかることもあり、心苦しいところもあります・・・。
港北区は依頼が多く、エリアによってはサポート内容や時間帯が重なっていることもあり、利用会員と提供・両方会員のアンバランスがあることを痛感しています。

子育てサポートシステムの事業名からだと、どんなサポート活動があるのかが分かりづらい方もいるかもしれません。
有償のボランティア活動であること、小学生の送迎や乳児の預かりなど、活動内容は多岐にわたることを丁寧に伝え、
「小学生の送迎ならできるかも」
「短い時間で終わる活動もあるのね」
など、長い時間の活動は体力的に難しいと思っている人にも、できそうな活動があることを理解してもらえるように広報しています。

予定者研修の風景~みなさん真剣に臨んでくれます~

予定者研修会は昨年度まで3日間の実地研修でしたが、今年度から実地研修は1日となり、残りの講義はeラーニングで受講となりました。
ご自身の都合の良い時間帯で自宅から受講ができるので、20歳以上の学生の方にもおすすめしたいです。
いろんな年代の方に登録していただき、地域一体での子育て応援ができたらと思っています。

必須となった緊急救命講習は実地研修で行っています

そして今、登録してくれている提供・両方会員の方々に、日々の感謝の気持ちを伝える機会も大切だと思っています。
提供・両方会員の中には何人もの利用会員とつながってくれている方も多く、子サポ専用のスケジュール帳を用意してくれている方もいました!
実際のサポートは個人ごとの活動になるので、活動時の困りごとや、サポートして嬉しかったエピソードなどを聞かせてもらう機会を毎年1~2回つくっています。
コーディネーターは、利用会員の方々には頼ってもらえる、提供・両方会員の方々には心強いと感じてもらえる身近な存在であることと同時に、地域の中で支え合いながら、親子が安心して過ごせる環境をつくっていけるよう頑張っていきたいと思っています。

提供会員(預かり手)向けの説明会は随時開催しています。
お気軽に港北区支部事務局までお問合せください。
045-547-6422

どろっぷ・どろっぷサテライトへのお問い合わせは、ホームページにて受け付けております。本記事に関するご感想もお寄せください。
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