欲求(2022.05.07)

人間の三大欲求は食欲・睡眠欲・性欲だと言われている。
でもなんか自分にはこれらが全てかけてる気がする。

まず食べ物に興味がない。
なにを食べても余程のものでない限り「美味しい」としか思わない。
一番上手い中華は餃子の王将だと思ってるし。
読者諸君は味音痴だというかもしれないけど、自分の名誉のために言うとそれではない。と思ってる。
何を食べても「これはこういう味なんだ」と思ってしまうので、脳みそが「これは不味い」という判断を下すことがあまりない。

あと、自分の体質のこともある。
僕は全く太らない体質。
太らなくていいなーってよく言われるけど、むしろ太りたいのにって思う。
太りたいからめちゃくちゃご飯食べるんだけど、体質的に全く太らない。
そうなると「身体の血肉になるわけじゃないのになんでご飯をたくさん食べてるんだろう」って思うようになる。
そうなると食事という行為が無駄に感じてしまう。

だからみんなで旅行とか行くと、自分は１日１食とかで満足してしまうから、同じメンバーから「お腹すいた」と不満を浴びることになる。

「自分がされて嬉しいことは相手にもしなさい」なんて道徳の言葉があるけど、逆に言うと、自分がしたいと思ってないから相手にもしてあげようと思えない。
これって人間関係全般に言えることなんですよね。

僕は誕生日に全く興味のない人間だから、誕生日にお祝いしてほしいという気持ちがあまりない。
だから他の人がどれだけ祝ってほしいのか、その感情が理解できない。
だからそもそも「誕生日をお祝いしてあげよう」っていうことを思いつかない。
でもこの考えって恋愛とかにおいては致命的な欠陥。

脱線したけど、そんなこんなで食欲に対する欲求がそんなにない。

そして睡眠欲もそんなにない。
というか他の人と比べても比較的寝ないでもいけちゃう人なので、「どうしても眠くて。。。」なんてことがあんまりない。
多分そういう体力は比較的ある方だと思ってる。
なんかこういう精神的な体力ってありますよね。
それを初めて自覚したのは高校生の修学旅行なんだけど、同じ班員で３泊くらいしたけど一番睡眠時間が短かった。
別にこれは自慢とかじゃなくて、自分でも「あ、俺って意外とこういう体力はあるな」と驚いた。

あとは「眠る」という行為を時間の無駄だと考えてしまうので、できるだけ睡眠時間を減らしたいと考えてしまう。
だから二度寝がすごく嫌いで、休みの日の朝に一度目を覚ましたらすぐ起きてた。
休みなのに、いや、休みだからこそ朝の６時くらいから活動してた。
ただ社会人になってからその面影はなくなりましたけどね。
一人暮らしを始めてからは、逆に起きてもすることないから寝てます。
言ってることちげーじゃねえか、と思ったあなた、正しいですよ。
でも私も書いてて「あ、矛盾してるな」って驚いています。

あとは性欲ですね。
これはなかなか難しい話になる。
こればかりは人と比べるってことが難しいのでなんとも言えないけど、性欲が盛んな方じゃないと思う。
どうやって比べればいいんだ。

脱線するけど、いわゆる一人することっていろんな隠語があって面白いなって思います。
しっかり言うと、自慰とかマスターベーションとかいうけど、他にもスラングとして一人エッチは一番わかりやすいけど自家発電とか自分磨きとかいろいろあって面白い。
特に“自分磨き”はオードリーが言ってるけど、それを知らない女友達が大学の卒論で「自分磨きに関するアンケート」をとってて、思わず笑っちゃった。

まあそんな話は置いておいても、異性と飲む度に「ワンチャンないかな」「口説いてホテルに連れて行こう」とか全く思わないのでそんなにないタイプじゃないのかなって自分では思ってます。

ここまで考えると、私がたどり着いた結論は「人間の三大欲求が食欲・睡眠欲・性欲であるというのは誤りではないか。反例は俺。そもそも欲求が三つに絞られることも間違っているのかもしれないのではないか」ということです。

じゃあ俺には何があるのか。

なんだろう。

うーん、考えてると眠たくなってきたな。

寝るか。

。。。

やっぱり睡眠欲はあったな。。。