2024年、ドローンビジネスが飛躍する年になるか?(Part1)
ドローンの世界にようこそ、どうもこんにちは!
ドローンBusiness研究所ヒロユキです。
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それでは、どうぞ宜しくお願いいたします。
今日は2024年のドローンビジネスの市場動向と予測についてお話しいたします。
今年はドローンが新たな高みを目指す年になること間違いなしですよ!
しかしながら、昨年と比べて盛り上がりに欠ける年になると予測します。
それは何故か?
ネガティブな予測は最後にして、先ずはポジティブな要素から見ていく事にしましょう。
ドローン市場の大きな波
まず最初に、ドローン市場の規模についてです。
近年、ドローンの利用は急速に広がりを見せています。
測量、点検、物流など、さまざまな産業でドローンの活用が進んでいます。そして、その市場規模は年々拡大しています、2024年もその流れは止まらないでしょう。
2021年度の日本国内のドローンビジネスの市場規模は2,308億円で2024年度は4,752億円を予測されています。
僅か3年で200%を超えるというとてつもない予測がされていますね。
ドローン市場はまさに大きな波を起こしています!
法規制の変化とドローンビジネス
次に、法規制の変化についてです。
ドローンビジネスにとって、法規制は大きな影響を与えます。
航空法の改正や情報セキュリティに関する議論など、ドローンビジネスに影響を与える法規制の変更についても注目が集まっています。
例えば、昨年12月に、国土交通省は無人航空機を活用した配送サービスの事業化推進のため、「レベル3.5飛行」の制度の新設を発表しました。
この新設により、ドローンの飛行経路下に人がいないか監視する補助員の配置を一定条件で不要にすることが可能となったのです。
まとめると、ドローンの操縦ライセンスを持つ人は、カメラで歩行者を確認すれば、立入管理措置を省略できる様になりました。
これにより、効率的なドローンの飛行が可能となります。
この様に法整備の状況を把握することで、ドローンビジネスの新たな可能性を見つけることができますよ!
ドローンの技術進歩
そして、ドローンの技術進歩についてです。
新型ドローンの性能の向上や、ドローンを活用した新サービスの登場など、ドローンの技術は日進月歩です。
2024年もその進歩は止まらないでしょう。
ドローンの世界はまさに刺激的な情報で溢れかえっているのです。
固定翼ドローン
ドーロンというと複数のプロペラを本体上部に固定(マルチコプター)し、ヘリコプターの様に垂直上昇する機体を想像されると思います。
しかし、人を乗せて飛行する旅客機の様な形状のドロ-ンの開発が盛んです。
これは、ドローンの物流などでの活用で、マルチコプターの飛行時間や巡行スピードの課題を補うための一つの答えとなっています。
高性能物流ドローン
他には、ドローンでは世界的にもトップシェアを誇るDJIから、物流用ドローンが発売されました。
「FlyCart30」という配送に特化した機体です。
この機体の性能はすさまじく高く、安全性や運航管理面でも注目を浴びています。
小型高性能ドローン
株式会社Liberawareの狭小空間点検ドローンIBISが震災の現場でも活躍していますね。
倒壊した建物の内部調査など、二次災害を想定しつつ安全な遠隔操作で調査できるのがメリットです。
その他、個人的にはトイドローンでHoly Stoneから発売されたトイドローン「HS155」に期待しています。
100g未満にも拘らずGPSを搭載し安定した飛行を実現してくれます。
この日本仕様と言えるサイズのコンシューマ向けドローンにGPS機能を搭載したことで、更なる高性能小型化の機体の出現に注目しています。
ドローンショー
2024年もドローンショーが各地で行われるでしょう。
ドローンで演出する光と動きのある演出は、花火とはまた違う感動を与えてくれます。
今後は、屋外だけで無く、小規模の屋内ドローンショーなども発展していく兆しがあります。
この様な技術の進歩は、ドローンの利用シーンの増加や収益性に寄与する事が考えられます。
この事からも、ドローンビジネスは、益々発展していきそうですね。
今年はイマイチ、昨年との違いは?
ここまで見てきた情報では、引き続きドローンビジネスの発展も明るいものとしか考えられませんよね。
しかしながら、足元では業界のポジティブなイメージと裏腹に影の部分も少なからずあるのです。
個人の事業離脱
一番のネガティブな要素は、個人でドローンビジネスに参入された方の事業離脱です。
昨年は特にメディアでもドローンビジネスやドローン副業が、大きく取り上げられました。
そこに飛び付いた人の中には、既に事業を諦める方もいらっしゃると推測します。
その理由として
受注が出来ない
キャッシュフローの逼迫
参入業界の知識不足
内製化の広まり
これらの理由により、ドローンビジネスの表向きの華やかさに反して、ネガティブなイメージを持つ層も一定数増える事が考えられます。
これらの落とし穴については、次回のnoteでお話しいたします。
2024年、ドローンビジネスが飛躍する年になるか?(Part2)
それでは、またお会いしましょう!
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